スキー・スノボウェアの洗い方を解説!お手入れ・保管方法も

スキーウェアやスノーボードウェアは「どうやって洗えばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

着用後のスキー・スノボウェアには、汗や汚れが付着しているので、洗わずに放置するとカビの発生やはっ水性が低下する原因になります。

大切なウェアを長持ちさせるためにも、適切な洗い方やケアを知っておきましょう。

ここでは、スキー・スノボウェアの洗い方や洗う頻度、お手入れ・保管方法について紹介します。

1.スキー・スノボウェアはどのくらいの頻度で洗えばいい?

スキー・スノボウェアは1回着用しただけでも、汗や汚れがたまっているため、こまめに洗うのが望ましいといえます。
ただ、「頻繁にスキーやスノボに行くので、そのたびにウェアを洗うのは難しい」という方もいるでしょう。

その場合は最低でも1シーズンに1回、たとえばスキー・スノボのシーズン終了後、ウェアをしまう前などに洗いましょう。

2.スキー・スノボウェアが自宅で洗えるか確認する方法

スキー・スノボウェアは素材などによって、自宅で洗える場合と洗えない場合があります。
ウェアを洗う前に、まず「洗濯表示」「色落ちしないか」の2点を必ず確認してください。

①洗濯表示

はじめに、スキー・スノボウェアについている洗濯表示を確認します。
洗濯表示の記号を見れば、「洗濯機で洗えるか」「洗濯時の水流の強さ・弱さ」「手洗いができるか」など、その衣類の適切な洗濯方法や取り扱い方法がわかります。

家庭で洗濯できるのは「洗濯桶マーク」がついている場合です。
ただし、洗濯桶マークに「×(バツ印)」がついている場合は、家庭で洗濯できないので、クリーニング店に依頼しましょう。

②色落ちしないか

スキー・スノボウェアの洗濯表示を確認し、自宅での洗濯が可能であれば、次に色落ちしないかチェックします。

【用意するもの】
・衣料用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・白い布(またはティッシュペーパー)




  1. 【手順】
  2. 1. スキー・スノボウェアの目立たないところに、衣料用中性洗剤(洗濯で使用する予定のもの)の原液をつける。

  3. 2. 5~10分後、洗剤をつけた部分に白い布(またはティッシュペーパー)をあてて、色がつかないか確認する。
    色がつくようであれば、色落ちする可能性があるので、自宅で洗濯せず、クリーニング店に依頼する。

3.スキー・スノボウェアを自宅で洗う方法

スキー・スノボウェアを自宅で洗う場合、「洗濯機で洗う方法」「手洗いする方法」の2つの方法があります。

洗濯機で洗う方法

【用意するもの】
・衣料用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・洗濯ネット




  1. 【手順】
  2. 1. スキー・スノボウェアのボタンやファスナーを閉じ、ウェアをたたんで洗濯ネットに入れる。

  3. 2. 洗濯機の「おしゃれ着コース(ドライコース)」を選び、衣料用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)とウェアを入れて、洗濯を開始する。

    ただし、スキー・スノボウェアが防水性素材の場合は、洗濯機で洗うのは避けましょう。
    通常の素材だと脱水時に繊維の間から水が抜けますが、防水性素材だと水を通しにくいため、衣類の内側に入った水が抜けません。
    衣類が水を含んだ状態のまま洗濯槽が高速回転するため、異常振動を起こして洗濯機が故障するおそれがあります。

    スキー・スノボウェアは洗う前に必ず洗濯表示や素材をよく確認し、洗濯方法がわからない場合はクリーニング店に相談することをおすすめします。

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手洗いする方法

【用意するもの】
・衣料用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・ウェアが入る大きさの容器(洗濯桶など)
 ※容器がない場合は、洗面台やバスタブでもOK
・大判のタオル(バスタオルなど)




  1. 【手順】
  2. 1.容器に水(または30℃以下のぬるま湯)をため、そこに洗剤を入れて洗濯液をつくる。
    ※目安は水またはぬるま湯40Lに対し、洗剤10ml。

  3. 2.スキー・スノボウェアのボタンやファスナーを閉じ、ウェアをたたんで洗濯液に浸し、ウェア全体を押し洗いする。このとき、生地が傷む原因になるので、ウェアを強くこすったり、揉んだりしないように注意すること。

  4. 3.ウェアを手で軽く押すようにして水を絞る。

  5. 4.きれいな水に入れ替えたら再びウェアを浸し、押し洗いするようにしてすすぐ。水を入れ替えながら、泡や水の濁りがなくなるまですすぎを繰り返す。

  6. 5.ウェアを手で軽く押すようにして水を絞る。タオルの上にウェアを広げ、その上からタオルをかぶせる。ウェアをタオルで挟んだら、上から軽く押して水分を取る。

4.スキー・スノボウェアを上手に乾燥させる方法

スキー・スノボウェアは厚手のものが多いので、乾かすのに時間がかかってしまいがち。ここではスキー・スノボウェアを傷めずに、できるだけ早く乾かすための方法をご紹介します。



【用意するもの】

  1. ・ハンガー(肩の部分に厚みのあるもの)
  2. ・ピンチハンガー(洗濯バサミハンガー)




【手順】
洗濯したスキー・スノボウェアは型崩れを防ぐため、肩の部分に厚みがあるハンガーにかけます。
生地を傷めないように、ウェアは室内など直接に日光が当たらない場所で干します。
このとき、ウェアを裏返したり、ファスナーを開けたりして干すと、ウェアの内側が乾きやすくなります。

また、パンツを干すときは、ピンチ(洗濯バサミ)が付いた「ピンチハンガー」を使うのがおすすめです。
パンツのウエスト部分をピンチで4点ほど挟んで筒状にして干すと、パンツの内側に空気が通って乾きやすくなります。

5.スキー・スノボウェアのお手入れ・保管方法

洗濯した後のスキー・スノボウェアの適切なお手入れや保管方法についてもご紹介します。

「はっ水スプレー」をかける

スキー・スノボウェアのはっ水加工を長持ちさせるためにも、ウェアを洗って着用する際は「はっ水スプレー」をかけましょう。

はじめにウェアの目立たないところにはっ水スプレーをかけて、シミにならないか確認してから、ウェア全体に使用してください。

そのほか、はっ水スプレーの使用に関していくつか注意点があります。
はっ水スプレーは可燃性の強い成分が使用されているため、ストーブなど火の近くでは使用しないように注意してください。

また、はっ水スプレーを吸い込むと呼吸困難などが起こる場合もあるので、風通しのよい場所で使用しましょう。

しっかり乾燥させてから保管する

スキー・スノボウェアに湿気が残っていると、カビの発生や臭いの原因になります。ウェアは必ずしっかり乾燥させてから収納することが重要です。

かさばるからといって、ウェアを圧縮袋に入れて保管するとシワがついてしまうので注意しましょう。

スキー・スノボウェアを保管する際は、ハンガーにかけて、ホコリや汚れがつくのを防ぐために衣類カバーを使用するのがおすすめです。衣類カバーは湿気がこもらないように、通気性のよいものを選びましょう。

6.適切な洗濯とケアでスキー・スノボウェアを長持ちさせよう

スキー・スノボウェアは汗や汚れがたまっており、放っておくとカビや臭いが発生することも。ウェアを洗う場合も適切な方法で洗濯しないと、生地を傷めるおそれがあります。

大切なスキー・スノボウェアを長持ちさせるためにも、適切な洗濯やケアを心がけましょう。

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