雨や風など天候の影響を受けない部屋干し。花粉や黄砂が飛んでいるときや夜でも安心して洗濯物が干せます。
日中に外出していることが多い方や忙しい方も部屋干しをする機会が増えますが、乾くまでに時間がかかり、生乾き臭が気になることも。
なかなか乾かないときには、サーキュレーターがいいと聞いたことはあっても、どのように使ったらいいのか、扇風機は使用できないのかなど、頭を悩ませたことはありませんか?
今回は、サーキュレーターと扇風機の違いや、サーキュレーターを使って部屋干しでも洗濯物を早く乾かすコツなどをくわしく解説します。
部屋干しについては、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
部屋干しはメリットがたくさん!部屋干しのデメリットを解消する7つのポイントを解説
<目次>
部屋干しでなかなか乾かないときや生乾きの嫌なニオイが気になる場合は、サーキュレーターの活用をおすすめします。
部屋の中は外とは異なり風が吹かないため、空気が循環しません。そのため、水分が蒸発するのを待つことになり、洗濯物が乾くまで時間がかかります。
サーキュレーターを使用すれば、洗濯物に直接風を当てたり、風通しを良くしたりして、早く乾かすことができます。
扇風機もサーキュレーター同様に風を送ることが可能ですが、本来の用途は人を涼しくさせる家電です。
扇風機は広範囲に穏やかな風を送ります。一方、サーキュレーターは狭い範囲に強い風を送れるのが特徴です。
そのため、洗濯物を乾かす目的で使用する場合、扇風機よりも強い風を送ることができるサーキュレーターが適しています。
サーキュレーターの置き方を工夫すると、より早く洗濯物を乾かすことができます。
部屋干しでもサーキュレーターを使って、すっきり洗濯物を乾かすコツを見ていきましょう。
サーキュレーターは洗濯物の真下に置き、洗濯物に直接風を送りましょう。
洗濯物が多く、風が全体に当たらないときは、少し離れた高い位置から当ててください。
水分は下に落ちていくため、洗濯物の下半分に風を当てるのがポイントです。
主に洗濯物を乾かす目的でサーキュレーターを購入する場合は、首振り機能がついたものが便利です。
風向きを調節でき、広い範囲に風を送れます。
洗濯物はアーチ状に干すと空気が循環しやすく、早く乾きます。
ピンチハンガーに洗濯物を干すときは、外側にはタオルなどの長いものを、内側には下着や靴下など丈が短いものを干すといいでしょう。
干すときに、洗濯物同士の間隔は10cm以上空けてください。
間隔が狭いと風通しが悪くなってしまいます。
寒い季節は厚手のものが増えるため、間隔が狭くなりやすいです。厚手の衣類と薄手の衣類を交互にかけるといいでしょう。
サーキュレーターは、部屋干しの強い味方です。
扇風機よりも強い風を送ることができるため、洗濯物を乾かすのに適しています。
干すときは、サーキュレーターの位置も大切ですが、風通しが良くなるよう、アーチ状に干したり、洗濯物同士の間隔を空けたり、干し方も工夫しましょう。
洗濯物を乾かすためにサーキュレーターの購入を検討している場合は、首振り機能がついているものを選んだ方が、洗濯物の量が多いときも全体に風を送れるため便利です。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。