乾燥時間が短縮&ふんわり仕上げ!ドライヤーボールの意外な実力とは?

ドライヤーボールは、乾燥機に洗濯物と一緒に入れると、しっかり乾かすことができる便利アイテム。

アメリカやカナダでは主流で、日本にも徐々に広がりつつあります。

最近では安価な価格でも手に入るようになってきたため、気になっている方もいるのではないでしょうか?

今回は、ドライヤーボールの効果や種類、正しい使い方などをくわしく解説します。

1.ドライヤーボールとは?

ドライヤーボールとは、衣類を効率的に乾かすために作られた便利なアイテムです。

乾燥機を使用する際に、洗濯物と一緒に入れると、ドライヤーボールが水分を取ってくれます。

乾燥機の使用頻度が高いアメリカやカナダで生まれたドライヤーボールですが、最近はドラム式洗濯機の影響で日本でも普及し始め、100円均一などでも見かけるようになりました。

ドライヤーボールはウール製とプラスチック製があり、それぞれ特徴があります。

2.ドライヤーボールの効果

ドライヤーボールには、主に3つのうれしい効果が期待できます。

洗濯を早く済ませたい、節約したいと考えている方にぴったりです。

衣類の乾燥が通常より早くなる

洗濯機にドライヤーボールを入れると、衣類と衣類の間に空間ができ、温風がまんべんなく循環するため、早く乾燥できます。

乾燥時間の短縮になり、電気代の節約にもつながります。

柔軟剤を入れなくてもふんわりと仕上がる

ドライヤーボールは早く乾かすだけではなく、柔軟剤のような効果も期待できます。

槽内でバウンドすることで、衣類同士がくっつかず隙間ができ、温風が全体に行きわたるため、乾きムラがなくなりふんわりと仕上がります。

肌が敏感で柔軟剤が使用できない、香りが苦手という方にもおすすめです。

シワや静電気を防止し、衣服同士の絡まりを軽減できる

ドライヤーボールが衣類にぶつかることで、繊維をほぐし摩擦が減るため、シワや静電気の防止になります。

また、衣服同士の絡まりも軽減できるので、生地へダメージを減らすことが可能です。

3.ドライヤーボールの種類

ドライヤーボールには、ウール製とプラスチック製の2種類があります。

どちらも早く乾かすことが可能ですが、メリットとデメリットがあるため、自分の用途にあったものを選びましょう。

ウール製ドライヤーボール

ウール製ドライヤーボール

ウール製のドライヤーボールは耐久性に優れており、一般的に1,000回程度使い回せるといわれています。

エッセンシャルオイルなどを染み込ませることができるため、衣類に自分の好きな香りをつけることも可能です。

ウール製はボール自体も水分を吸収するため、乾燥時間がより短く済むのもうれしいポイント。

しかし、乾燥に切り替わったときに一時停止して投入しなければならないデメリットがあります。

プラスチック製ドライヤーボール

プラスチック製ドライヤーボール

プラスチック製のドライヤーボールは、ウール製よりも静電気防止の効果が高く、洗濯の段階から衣類と一緒に投入できるため、使い勝手がいいのが特徴です。

耐久性はウール製のドライヤーボールよりも劣りますが、安価で手に入るため、一度試してみたいという方にもおすすめです。

洗濯のたびに使うならウール製のドライヤーボールがおすすめ

ウール製のドライヤーボールは耐久性があり、1,000回程度使用できます。

洗濯のたびに乾燥機もしくは乾燥機能を使うのであれば、プラスチック製よりもウール製のドライやボールがおすすめです。

自宅には乾燥機がなくコインランドリーで使用しているなど、乾燥機の使用頻度が少ない方や、洗濯機を乾燥前に止めるのが手間に感じる場合は、プラスチック製ドライヤーボールが向いています。

4.ドライヤーボールの使い方

一般的なドライヤーボールの使用方法は、乾燥機に衣類と一緒に投入するだけです。

ドライヤーボールのサイズや素材などにもよりますが、6kgの洗濯物に対して2〜4個程度が目安です。

使用方法は購入した際に、パッケージや説明書をよく確認しましょう。

乾燥機能付き洗濯機の場合は、洗濯から乾燥に切り替わったときに一時停止し、ドライヤーボールを入れてから運転を再開してください。

5.ドライヤーボールを使用するうえでの注意点・デメリット

ドライヤーボールは便利なアイテムですが、使用できない場合や洗濯機の種類などにより充分な効果を得られないことがあります。

注意点をまとめたので、デメリットもあることを理解しておきましょう。

洗濯機の種類によっては不向きな場合がある

ドライヤーボールは入れるだけで乾燥に効果があるわけではありません。

洗濯機の種類によって効果は異なります。乾燥機やドラム式乾燥機能付き洗濯機には向いていますが、縦型乾燥機能付き洗濯機はドラム式に比べると効果が劣るようです。

また、乾燥機能がない洗濯機では使用できません。


洗濯機の種類 使用可否 備考
縦型乾燥機能付き洗濯機 ドラム式ほどではないが使える
ドラム式乾燥機能付き洗濯機 使える
乾燥機 安定して使える
乾燥機能が無い洗濯機 乾燥機能がないため使えない

乾燥中はドライヤーボールのぶつかる音がする

ドライヤーボールは、使用中に洗濯槽に当たるため音がします。

洗濯機と離れていれば気になるほどの音ではありませんが、ワンルームなど洗濯機との距離が近いと気になる恐れがあります。

音が気になるかもしれませんが、衝撃によって洗濯機が故障することはないため、安心してください。

6.まとめ

ドライヤーボールは、乾燥時間が短縮され、柔軟剤効果や衣類の絡まりも防げる便利なアイテムです。

ウール製とプラスチック製のものがあるため、使用頻度に合わせて自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

乾燥機や乾燥機能がついている洗濯機を使用している方は、ぜひ試してみてください。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。



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