男女問わず人気のレザージャケット。
主役級の存在感を誇るレザージャケットは、1枚持っていると、あっという間にクールなコーディネートが完成します。
しかし、レザージャケットのお手入れ方法がよくわからず、購入を躊躇している方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、レザージャケットを長持ちさせるお手入れ方法をくわしく解説します。
<目次>
レザージャケットのお手入れに欠かせない道具を3つ紹介します。
必需品といっても過言ではなく、レザージャケットを購入するときに、一緒にそろえておくのがおすすめです。
・毛が柔らかいブラシ
細かいホコリなどの汚れを落とすときに使用するブラシ。日頃のお手入れに欠かせないアイテムです。
毛が硬いと革を傷つける恐れがあるため、柔らかい馬毛ブラシがおすすめ。
また、油分を補給する際、クリームやオイルをならすときは豚毛のブラシやクロスがあると便利です。
・皮革用クリーナー
ブラシだけでは落ちない汚れを取り除くために使用します。
液体タイプは使い勝手はいいですが、シミになる恐れがあります。消しゴムタイプのクリーナーを選ぶといいでしょう。
・クリーム
革にうるおいと油分を補給し、乾燥やひび割れを防ぎます。
革の種類や用途に応じてデリケートクリーム(初期ケアや軽い保湿用)と通常のクリーム(油分補給・艶出し用)を使い分けると効果的です。
色つきのクリームはムラやシミになりやすいため、無色のクリームがいいでしょう。
レザージャケットは着用する頻度にもよりますが、1週間に1度程度を目安にお手入れをするのがおすすめです。
基本的なお手入れ方法を見ていきましょう。
STEP1.ブラシで汚れやホコリを取り除く
STE2.クリーナーで汚れを丁寧に落とす
STEP3.布にクリームをとり、革全体に薄くなじませるように広げる
表面がしっとりする程度に塗ります。
このときに、ファスナーなどの金具も一緒に拭くとサビの防止になります。
STEP4.きれいな布で乾拭きする
レザージャケットに限らず、革製品が水に濡れた際にそのまま放置すると、色落ちやシミの原因になります。
突然の雨や雪などで濡れたときは、早めの対処が必要です。
STEP1.タオルでポンポンと軽く叩くように水分を拭き取る
STEP2.風通しの良い日陰で自然乾燥させる
ドライヤーやストーブなどで高温乾燥させると、革が傷む原因になるためNG。
早く乾かしたいときは、サーキュレーター扇風機を使って風を送ります。
STEP3.乾いたらデリケートクリーム→通常のクリームの順で塗る
乾燥させると水分だけではなく油分も失われ、革が硬くなることがあります。
ただし、乾いたあとに、いきなり通常のクリームを塗ると、油分が急に浸透してシミやムラの原因になることがあるため、まずは全体にデリケートクリームをなじませます。
その後、通常のクリームを薄く均一に塗り広げてください。
レザージャケットに泥汚れや油性の汚れがついてしまったときのお手入れ方法を紹介します。
泥汚れは、固く絞った濡れタオルで拭き取ってください。
その後、乾いた布で乾拭きします。
油を含む食品や化粧品、機械油、排気ガスなどの油性汚れは水に溶けにくいため、クリームで汚れを落とすのがポイント。
ますはレザージャケットを柔らかい布で乾拭きします。
その後、クリームを指でとって汚れ部分になじませ、乾いた布で拭き取ります。
レザージャケットを長持ちさせるには、保管するときにも一工夫が必要です。
オフシーズンにシワや変色などの劣化を防ぐために、正しい保管方法を覚えておきましょう。
レザージャケットを保管する際は、ハンガーにかけて吊るしましょう。
畳んでしまうと、折り目の部分が伸びたり変形したりする恐れがあります。
使用するハンガーは太めで滑りにくいものを選ぶと、型くずれを防止できます。
革製品は長時間直射日光に当たると、変色や硬化します。
風通しの良い日陰で保管してください。
湿気がこもるとカビの原因になるため、クローゼットなどの保管場所は定期的に開放し、換気を心がけてください。
1~2ヶ月に1回程度、レザージャケットを取り出し、風通しの良い場所で乾燥させるとより効果的。カビなどが発生している可能性もあるので、定期的にチェックするといいでしょう。
水洗いができないレザージャケットは、日頃のお手入れが大切です。
ブラシやクリームなどを用意し、週に1回程度を目安に行いましょう。
水に濡れてしまったときは、早めの対処が必要です。
また、オフシーズンは保管方法にも注意。太めのハンガーにかけて型崩れを防ぎ、定期的に乾燥させることで、お気に入りのレザージャケットの良い状態を継続できます。
定期的に行うと、カビなどの発生にも早く気付くことができますよ。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。