USBメモリをポケットに入れたまま衣類を洗ってしまい、「中のデータは無事だろうか」「もう二度と使えないのか」と慌てた経験はありませんか?
焦る気持ちはわかりますが、パソコンに差し込んで確認してしまうと、故障につながる恐れもあります。
そこで今回は、USBメモリを洗濯してしまったときのやってはいけないNG行動や、大切なデータを守るための正しい応急処置をくわしく解説します。
<目次>
USBメモリは精密機器ですが、構造上水に濡れただけですぐに壊れるとは限りません。
故障を招く原因は、濡れた後の間違った扱いにあります。
主なリスクは、電気を通した瞬間に回路がショートすること、そして内部に残った水分によるサビや腐食です。
これらを防ぐために、以下の行動は絶対に避けましょう。
動作確認のために、すぐパソコンへ接続してはいけません。
内部に水分が残った状態で電気を通すと、基板がショートして修復不可能なダメージを負う恐れがあります。
一度ショートしてしまうと、データの復旧率は著しく低下します。
早く乾かしたい気持ちはわかりますが、ドライヤーの熱風を当てたり、電子レンジに入れたりするのも厳禁です。
USBメモリの部品や外装は熱に弱く、高温によってチップが破損したり、ケースが変形したりする二次被害を招きます。
電子レンジは火花が散り、一瞬で完全に破壊されてしまうため、絶対に行わないでください。
洗濯してしまったUSBメモリを復活させるには、不純物を取り除き、完全に乾燥させることです。
まずは清潔なタオルやティッシュを使い、表面の水分を優しく吸い取ってください。
その後、風通しの良い直射日光の当たらない場所で「自然乾燥」させます。
内部に水が残っている可能性があるため、振ったりせず、じっくり時間をかけることが大切です。
表面が乾いているように見えても、端子の奥や基板の隙間に湿気が残っていることがあります。
最低でも2〜3日は触れずに放置して完全に乾燥させましょう。
数日置いて内部まで完全に乾いたら、パソコンに接続します。
もし無事に認識された場合でも、油断は禁物。
一度水没したUSBメモリは、後からサビや腐食が進み、突然使えなくなるリスクが高い状態のため、すぐに必要なデータを別の場所へバックアップしてください。
しっかり乾燥させてもパソコンが認識しない場合は、内部基板のショートや腐食がすでに進んでいる可能性があります。
何度も抜き差しを繰り返すと状態が悪化するため、取り戻したい重要なデータがあるときは、早急にデータ復旧専門業者へ相談してください。
USBメモリを洗濯してしまったときは、すぐに通電させるのはNG。
自然乾燥で数日間じっくり乾かすのがポイントです。アイロンや電子レンジで加熱するのは故障の原因になるので避けてましょう。
乾燥後はすぐにUSB内のデータをバックアップしてください。
正しい応急処置でデータの生存率を高めましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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