毎月の水道代を見て「高いな」と感じていませんか?特に家族が多く、毎日洗濯機を回すご家庭では、その負担も大きくなりがちです。
この記事では、縦型とドラム式の費用比較や、今日からできる節約術を解説します。洗濯機のタイプによるコストの違いを把握し、賢く毎月の固定費削減につなげましょう。
<目次>
洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」があります。
それぞれの特徴と、1回あたりの具体的なコスト目安を見ていきましょう。
縦型洗濯機は、洗濯槽の底にあるパルセーター(回転羽根)を回転させ、水流と衣類同士のこすり洗いで汚れを落とします。
たっぷりの水で洗剤を泡立てて洗うため、泥汚れなどの固形汚れに強いのが特徴ですが、洗濯槽に水を溜める必要があるため、水道代は高くなる傾向にあります。
1回あたりの費用目安:約40円〜50円
水道代:約35円〜45円(使用水量:約150L前後)
電気代:約2円〜3円
ドラム式洗濯機は、ドラムを回転させ、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に反転させる「もみ洗い」を組み合わせて汚れを落とします。
縦型のように洗濯槽全体に水を溜める必要がないため、使用する水量が少なく、水道代を大幅に抑えることができます。
1回あたりの費用目安:約20円〜30円
水道代:約20円〜25円(使用水量:約80L前後)
電気代:約2円〜3円
結論として、洗濯~脱水までの工程においては、ドラム式洗濯機の方が水道代が安くなるケースがほとんどです。
その差額は1回あたり約20円、毎日使えば年間で約7,000円以上の差になります。
理由は洗い方の違いです。縦型は水を溜めて、水流で洗うのに対し、ドラム式は水を含ませて、落下させて洗う仕組みです。
このため、ドラム式は縦型に比べて大幅な節水が可能となり、それに伴い給排水にかかるエネルギーも少なくて済むため、トータルのランニングコストが安くなります。
乾燥の方式によって、電気代や水道代が異なります。
主にドラム式洗濯機の上位モデルに採用されている方式です。
湿気を含んだ空気を除湿し、機外へ排水した後、温めた空気を再びドラム内に送ります。60℃前後の低温風で乾燥させるため、衣類の傷みや縮みが少なく、電気代も最も安く済む省エネな方式です。
乾燥1回あたりの電気代目安:約20円〜30円
ドライヤーのように電熱線(ヒーター)で熱を発生させ、その熱風で衣類を乾燥させる方式です。
温めた空気をそのまま機外へ排出するため、室内の温度や湿度が上がりやすいという特徴があります。ヒートポンプ式に比べてパワーが必要なため、電気代は高くなる傾向にあります。
乾燥1回あたりの電気代目安:約60円〜90円
ヒーターで温めた空気で乾燥させる点は排気タイプと同じですが、湿気を含んだ温風を冷やすために「水」を使います。冷却水を使って除湿を行い、機外へ排水します。
この方式の注意点は、乾燥中にも水道水を使用するため、電気代だけでなく水道代もかかるということです。
乾燥1回あたりの費用目安:約70円〜100円
ご自宅の洗濯機で実際いくらかかっているのか、計算方法を知っておくと節約の目安になります。
水道代は以下の計算式で概算できます。
使用水量(L)÷ 1,000 × 1㎥あたりの水道単価 = 水道代
(例:100L ÷ 1,000 × 262円 = 約26.2円)
洗濯機のカタログや取扱説明書に記載されている標準使用水量を確認し、お住まいの地域の水道料金を当てはめて計算してみましょう。
電気代は以下の計算式で求められます。
消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 1kWhあたりの電気単価 = 電気代
(例:70Wh ÷ 1,000 × 31円 = 約2.17円)
こちらもカタログ等に記載されている消費電力量を確認します。
洗濯機の買い替えは大きな出費ですが、毎日の使い方を少し工夫するだけでも、チリも積もれば大きな節約になります。
洗濯機は、容量の範囲内であれば、少量を数回に分けて洗うよりも、まとめて1回で洗う方が、水も電気も効率よく使えます。
毎日2回回しているのを、容量の8割程度を目安に1回にまとめることができれば、年間で数千円単位の節約につながります。
お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」の工程に使うことで、大幅な節水になります。
約40L〜50Lの水を節約できれば、1回あたり約10円〜13円のコストダウンになります。ただし、すすぎでは雑菌の繁殖や臭いを防ぐため、きれいな水道水を使うようにしましょう。
最近の液体洗剤の多くは「すすぎ1回」に対応しています。
洗濯機の設定を「すすぎ1回コース」に変更することで、水道代だけでなく、洗濯にかかる時間と電気代も節約できます。さらに衣類へのダメージも減らせるため、一石二鳥です。
ご自宅の洗濯機が10年以上前のものであれば、買い替えが最も効果的な節約になる場合があります。
最新のドラム式は、古い洗濯機に比べて、洗濯乾燥のコストが半分以下になることも珍しくありません。
長い目で見れば、本体価格の差を埋めるほどのメリットが出ることもあります。
洗濯にかかる費用は、洗濯機のタイプや乾燥方式によって大きく変わります。
洗濯のみの工程では、ドラム式は縦型の約半分のコストとなる1回あたり約20円〜30円で済みますし、乾燥機能においてもヒートポンプ式を選べば1回約20円〜30円と圧倒的に安く抑えることが可能です。
一方で、ヒーター式は割高になる傾向があるため注意が必要です。
「まとめ洗い」や「残り湯活用」といった工夫を取り入れることで、今日からでもすぐにコストダウンは可能です。
毎日のことだからこそ、ご自身のライフスタイルに合った洗濯機を選び、無理のない範囲で節約術を実践してみてください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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