冷凍庫

小型冷凍庫の用途は?セカンド冷凍庫としての活用や容量など選ぶ際のポイント、おすすめ商品をご紹介

小型冷凍庫の用途は?セカンド冷凍庫としての活用や容量など選ぶ際のポイント、おすすめ商品をご紹介

最近、小型冷凍庫をセカンド冷凍庫として利用する人が増えています。
この記事では、小型冷凍庫の用途や選ぶ際のポイントを解説しています。

また、AQUAのおすすめの小型冷凍庫についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 小型冷凍庫の需要が増えてきている

近年、冷蔵庫とは別に「セカンド冷凍庫」として、小型冷凍庫を設置する家庭が増えています。

その背景には、コロナ禍で外出が制限され、日持ちする冷凍食品を買いだめする家庭が増えたことがあります。最近では、物価高騰の影響でお得な大容量商品を買ってストックしておきたいと考える人も少なくありません。

また、共働き世帯ではミールキットなど簡単な調理で食べられる冷凍食品の活用が増えたり、あるいは在宅ワークで外食が減り自炊を中心とした生活へ移行する人が増えたなど、社会とライフスタイルの変化も相まって、小型冷凍庫の「セカンド冷凍庫」としての活用がトレンドになりつつあります。

2. こんな使い方も!小型冷凍庫の用途

冷蔵庫といえばキッチンに設置することが当たり前でしたが、小型冷凍庫はキッチン以外でも活用されていることが多くあります。

また、普段使いしている食材などは1台目の冷蔵庫の冷凍室に入れ、長期保存するための粉物やお米、普段の食材とは違った保冷剤や化粧品などはセカンド冷凍庫に入れるといった使い分けができれば、普段使いしている冷凍庫を余裕を持って、より効率的に使うことができます。

ここでは、小型冷凍庫のよくある使い方をご紹介します。

2.1. 冷凍食品や作り置きの保存場所として

冷凍食品や作り置きの保存場所として

メインで使っている冷蔵庫に入りきらない冷凍食品や、作り置きおかずの保存場所として、小型冷凍庫は活躍します。

2.2. 玄関で荷物の一時保管場所に

玄関で荷物の一時保管場所に

「置いてみたら予想外に便利だった」という声が聞かれる場所が玄関です。玄関に小型冷凍庫を置くと購入した食品を帰宅後すぐに保存できるため、キッチンまで運ぶ手間が省けます。玄関は住宅のなかでは比較的涼しさを保てる場所であるため、開閉時に庫内温度が上がりにくいのもポイントです。

2.3. 寝室でお酒やアイスを愉しみたい場合に

寝室でお酒やアイスを愉しみたい場合に

小型の冷凍庫であれば、ベッドルームにも置いて使えます。一日頑張った自分へのご褒美として、アイスクリームや冷凍スイーツ、晩酌するための氷などを収納しておけば、自分だけのリラックスタイムを堪能できるでしょう。

2.4. ペットのエサを保存するために

ペットのエサを保存するために

犬や猫、小動物などのペットのエサを保存するためにも活用できます。ペットを飼っている方のなかには、エサのにおいが気になるため、食品と一緒に保管することに抵抗がある、という方もいます。
その場合、ペット専用の小型冷凍庫を用意して、食品用、ペットのエサ用と保存場所を分けてもよいでしょう。

2.5. 在宅ワーカーのコーヒーブレイクに

在宅ワーカーのコーヒーブレイクに

在宅ワークのコーヒーブレイクにも小型冷凍庫は役立ちます。氷の入った冷たい飲み物が欲しいとき、アイスクリームや冷凍スイーツで休憩したいときだけでなく、冷凍食品で簡単に食事を済ませたいときの収納にも役立ちます。

3. 小型冷凍庫の選び方

小型冷凍庫を選ぶ際は、見た目のデザインや価格などのわかりやすいポイントだけでなく、冷却方法や扉の開閉方式、機能性などもよく検討する必要があります。また、小型といってもさまざまな容量の冷凍庫があります。ライフスタイルや設置場所を考慮して最適なサイズを選びましょう。

3.1. 用途に合わせた容量で選ぶ

一般的に、キッチンに設置する冷蔵庫の容量は、一人暮らし用で240L前後、ファミリー用で500L前後が相場です。これに対して、玄関や寝室に置いたりサブとして使用したりできる小型冷凍庫は30Lからサイズ展開があります。

30Lの冷凍庫は、氷やアイスクリームなどの小さなものを冷やしておくには最適です。しかし、冷凍食品や作り置き食材の保存場所として考えると少し物足りないサイズといえます。作り置きおかずの保管庫や、ペットのエサ用の冷凍庫などに使いたい場合は、60〜80Lが一つの目安になります。家族が多い、週末に食材を買いだめすることが多い家庭であれば、100〜150Lあるとよいでしょう。

冷凍庫は、適度に食材を詰めて使ったほうが庫内の温度を保ちやすく、保存しているものを効果的に冷やせる仕組みになっています。しかし、詰め込みすぎてしまうと、思ったように収納ができない、食材が見当たらず使いきれないまま無駄になる、などの問題が発生してしまいます。冷凍庫を選ぶ際には、ある程度余裕のあるサイズを選ぶことをおすすめします。

3.2. 冷却方式で選ぶ

小型冷凍庫の冷却方法には、主に直冷式とファン式の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。

冷却方法 特徴
直冷式
  • 初期費用が安い
  • 消費電力が低い
    (電気代を抑えられる)
  • 霜取り作業が必要
  • 庫内に冷えムラが発生する場合がある
ファン式
  • 冷えムラが少ない
  • 霜取り作業が不要
  • 冷却までのスピードが早い

直冷式は、庫内を直接冷やす方式です。初期費用が安くすむことや、消費電力量が低く電気代を抑えられるといったメリットがあります。一方、直冷式は庫内の水分が凍り、霜がつきやすく定期的な霜取り作業が必要になるというデメリットがあります。

ファン式は、冷気をファンで庫内に送る方式です。冷気をまんべんなく庫内に行き渡らせるため冷えムラが少なく、すみずみまで庫内を冷やせます。加えて、定期的に庫内の空気が循環するため庫内の湿度が均一になり、霜が発生し辛く、霜取り作業が不要というメリットがあります。

直冷式とファン式の最も大きな違いは「霜取り作業」のあり/なし、と考えても良いでしょう。

3.3. 消費電力量と省エネ効果で選ぶ

電気代を抑えるためには、消費電力(kWh)が少ないものを選びましょう。
冷凍庫にかかるおおよその電気代は、カタログなどに記載されている「年間消費電力量」を基に計算することができます。

計算式は、以下のとおりです。

年間消費電力量(kWh)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)=年間の電気代(円)

試しに、全国家庭電気製品公正取引協議会が電気料金単価の目安として定めている31円/kWh(令和4年7月22日改定)で計算してみましょう。
年間消費電力量が100kWhだった場合の1年間の電気代は次のようになります。

100kWh×31円/kWh=3,100円

なお、冷凍庫は使い方や季節の気温変化によって消費電力が変わるため、この計算式の結果はあくまで目安の料金です。

また、消費電力量は大きい冷凍庫ほど高いと思われがちですが、実際は、省エネ性能がどの程度優れているかによっても左右されます。省エネ性能について知りたい場合は、省エネ基準達成率を参考にするとよいでしょう。

出典:公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会「よくある質問 Q&A」
出典:JEMA 一般社団法人日本電機工業会「最新冷蔵庫の基礎知識」
出典:環境省「省エネ家電って何? 子どもと一緒に「消費電力」を調べてみよう」

3.4. ドアの開閉方式で選ぶ

小型冷凍庫には、ドアのように開く前開き式、チェストタイプの上開き式、手前に引く引き出し式の3タイプがあります。

ドアの開閉方式 前開き式(ドア式) 上開き式(チェスト式) 引き出し式
イメージ 前開き式(ドア式) 上開き式(チェスト式) 引き出し式
メリット
  • 中身全体を確認しやすい
  • 大きな食品も収納しやすい
  • 少ない面積でも設置できるものが多い
  • 消費電力量が低い
  • 大きなものを入れやすい
  • 冷気が逃げにくい
  • 食品ごとに整理しやすい
  • 食品が取り出しやすい
デメリット
  • 設置にはドアスペースが必要になる
  • 底の食品が取り出しにくい
  • 中身全体の確認がしにくい

「前開き式(ドア式)」は中身全体が確認しやすく、設置面積を抑えたい方におすすめです。ダイニングやリビングなどの空いたスペースへの設置にも適しています。棚の取り外しが可能なタイプであれば大きな食品も収納することも可能です。一方で、ドアを開くために設置場所の手前にスペースが必要となります。また冷気が下に対流してしまうため、庫内に冷えムラが発生する場合があるといったデメリットもあります。

「上開き式(チェスト式)」は、冷気が逃げにくく温度変化が少ないため消費電力量を低く抑えることができ、長期間保存に適しています。また大きな食材の保存にも適しており、魚をそのまま保存したい方や、肉をブロックで保存したい方におすすめです。一方で上のドアから中を覗き込んで食材を探すため、下の方に入れた食材を探しにくいデメリットがあります。

「引き出し式」は、食品ごとに整理しやすく、取り出しやすい点がメリットです。例えば、一段目には作り置きを入れ、二段目にはアイスを入れるなどの使い分けができます。ただし、中身全体の確認がしにくいことがデメリットです。

3.5. 本体サイズと設置に要するスペースを考慮して選ぶ

前開き式(ドア式)や引き出し式の場合、ドアや引き出しを開くスペースが必要になるため、購入前に必ず導線を確認しておきましょう。

さらに、冷凍庫を設置するときは、運転によって生じた熱を放熱するために背面や側面を壁から少し離して置く必要があります。放熱するスペースが狭いと、熱が逃げられないため冷却効率が下がり、電気代が高くなってしまったり、壁の変色や省エネ性能が落ちてしまう可能性もあるため、設置予定場所の採寸を事前におこなってから商品を選ぶことをおすすめします。

また、一般的には背面や側面に放熱スペースを取る必要がありますが、上に物が置けるタイプや、後ろの壁ギリギリに設置することが可能な商品もあります。設置したい場所やサイズ感、設置方法をよく調べてから選びましょう。

3.6. インテリアに合うデザインで選ぶ

小型冷凍庫は、さまざまなスペースに対応できるスリムなデザインやガラスドアのタイプもあり、デザインのラインアップが豊富です。また、ブラックやホワイト、シルバーなどスタイリッシュなカラーも多いため、部屋のインテリアに合わせて調和するものを選んでみましょう。

「スマートで、デザインにもこだわった冷凍庫が欲しい」という方には、2022年にグッドデザイン賞を受賞したAQUAの「SLIM FREEZER(スリムフリーザー)AQF-SF11N」がおすすめです。

3.7. 便利な機能で選ぶ

小型冷凍庫には、急速冷凍機能、自動霜取り機能、3温度帯切替機能など、便利な機能が搭載された機種もあります。設置する場所やシーンに合わせて必要な機能を検討し、使いやすい冷凍庫を選びましょう。

機能 概要
急速冷凍機能 食材の鮮度を落とさず、素早く冷凍する
自動霜取り機能 自動で霜取りをする
3温度帯切替 食材に合わせて冷凍・チルド・冷蔵を切り替える

例えば、3温度帯切替機能が搭載された冷凍庫の場合、冷凍モードにしておけば、冷凍容量の不足を補う「セカンド冷凍庫」として利用でき、チルドモードでは買ってきたお肉やお魚の鮮度を保ったまま収納、冷蔵モードではセカンド冷蔵庫としての活用もできます。
3温度帯切替機能搭載の小型冷凍庫をお求めの方には、AQUAの「COOL CABINET(クールキャビネット)AQF-GD10N」がおすすめです。

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4. 小型冷凍庫を設置する際に確認しておくべきこと

家電を安全に使うためには、さまざまな条件が求められます。設置の際の注意点は、取扱説明書に記載があるため、必ず確認をしておきましょう。

  • 湿気が少ない・水気はないか
  • 直射日光は当たらないか・換気は良いか
  • 床は丈夫で水平になっているか
  • 放熱スペースは確保できるか

湿気が多い場所や水がかかりやすい場所に設置してしまうと錆の発生や漏電の危険があります。
また、直射日光が当たる場所や、換気の悪い場所に置いてしまうと冷却力の低下につながるため、そのような環境には設置しないようにしましょう。

さらには、冷凍庫が倒れてしまったり、ケガをする恐れがあるため、床が丈夫で水平な場所に設置することや、発火などの恐れがあるため、放熱スペースを確保できる場所を選ぶことが大事です。

5. AQUAの小型冷凍庫をご紹介

小型冷凍庫の便利さに気付いたみなさんにご紹介したい冷凍庫が、AQUAの小型冷凍庫です。ここからは、機能性とデザイン性に優れた3つの商品をご紹介します。

5.1 高さわずか882mmでカウンター下にも設置可能できる「COOL CABINET(クールキャビネット) AQF-GD10N」

高さわずか882mmでカウンター下にも設置可能できる「COOL CABINET(クールキャビネット) AQF-GD10N」

スタイリッシュなガラスドア&ガラステーブルが魅力的なデザイン性の高いモデルです。タッチパネルの採用によりフラットな形状を実現し、お手入れも簡単です。

横幅557mm×奥行651mm×高さ882mmというコンパクト設計でありながら、3温度帯切替・クイック冷凍・自動霜取り機能付きと、使いやすい機能が一通り揃っています。また、2段引き出しの合計容量は100Lで、上下それぞれにクリアトレイとボックスがあるため、食材が整理しやすく、取り出しやすいのも特徴です。
高機能でありながら、冷凍庫使用時の年間消費電力量は283kWh/年(2021年省エネ基準率124%)と省エネ性能にも優れています。

5.2. 横幅36cmですき間に無駄なく置ける「SLIM FREEZER(スリムフリーザー)AQF-SF11N」

横幅36cmですき間に無駄なく置ける「SLIM FREEZER(スリムフリーザー)AQF-SF11N」

横幅36cmというスリム設計にも関わらず容量は105Lを実現した置き場所を選ばない小型冷凍庫です。横幅360mm×奥行635mm×高さ1,455mmにも関わらず、買い物カゴ約2個分の食品を収納できます。もちろん、引き出しや棚の取り外しもできるため、バーベキュー用の大きなお肉から、ふるさと納税の急な返礼品まで幅広い用途に対応可能です。
色もシャインブラックとホワイトがあり、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

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5.3. 1℃単位の温度設定とクイック冷凍ができる「AQF-10CN」

 1℃単位の温度設定とクイック冷凍ができる「AQF-10CN」

しっかり庫内を冷やせる直冷式と上部にドアのついたチェスト式を組み合わせた小型冷凍庫です。
「チェスト式は中身を確認しにくい」といったデメリットがありましたが、AQUAのAQF-10CNには、食品を整理するための庫内バスケットが付属しているため収納した中身を把握しやすくなっています。

クイック冷凍機能と1℃単位での温度調節機能が搭載されているため、食品をおいしく長期間保存することができます。加えて、横幅570mm×奥行565mm×高さ885mmとコンパクトでありながら、103Lの容量があり多くの食品を保存できます。

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