長期使用製品安全表示制度
「長期使用製品安全表示制度」が2009年4月から施行されました。
本制度は、経年劣化による重大事故の発生率は高くないものの、その残存台数が多く、長期間使用されることが多いために、経年劣化による重大事故が一定程度発生している製品について、製造・輸入事業者が、経年劣化によるリスクの注意喚起を行う表示が義務化されたものです。
具体的には、経済産業省ホームページの製品安全のページに法改正の目的と概要、ガイドラインで掲載されています。
電気用品安全法により長期使用製品安全表示制度が制定され、製品本体に「製造年」が表示され、製品本体・取扱説明書に「設計上の標準使用期間」・「注意喚起文」が表示されています。 長年ご使用の家電製品は、熱、湿気、ホコリなどの影響により経年劣化による発火・けが等の事故に至る恐れがあります。 ご使用中に次のような症状がみられる場合は、電源スイッチを切り、コンセントから電源プラグを抜いて、お買上の販売店または下記相談窓口へご相談ください。
ご利用中の症状例
- 1 脱水中に蓋を開けても、15秒以内で止まらないことがある。
- 2 給水ホース、蛇口の継ぎ手から水漏れや洗濯機の床面に水漏れの痕跡がある。
- 3 焦げくさいにおいがする。
- 4 スイッチを入れても、動かない。
- 5 長年、電源プラグを挿したままになっていて、ホコリや湿気がたまっている。
- 6 アース線がアース端子に確実に取り付けられていない。
- 7 運転中に異常な音や振動がする。
設計上の標準使用期間:7年
設計上の標準使用期間:運転時間や温湿度など標準的な使用条件(日本工業規格 JIS C9921-4)に基づく経年劣化に対して、製造した年から安全上支障なく使用することができる標準的な期間です。設計上の標準使用期間は、無償保証期間とは異なります。また、一般的な故障を保証するものではありません。
経年劣化:長期間にわたる使用や放置にともない生ずる劣化をいいます。設置状況や環境、使用頻度により異なります。また、業務用などの本来の用途以外で使用された場合は、7年より短い期間で故障したり、経年劣化による発火・けがなどの事故に至る恐れがあります。
電気用品安全法により長期使用製品安全表示制度が制定され、製品本体に「製造年」が表示され、製品本体・取扱説明書に「設計上の標準使用期間」・「注意喚起文」が表示されています。 長年ご使用の家電製品は、熱、湿気、ホコリなどの影響により経年劣化による発火・けが等の事故に至る恐れがあります。 ご使用中に次のような症状がみられる場合は、電源スイッチを切り、コンセントから電源プラグを抜いて、お買上の販売店または下記相談窓口へご相談ください。
ご利用中の症状例
- 1 スイッチを入れても、ファンが回らない。
- 2 ファンが回っても、異常に回転が遅かったり不規則。
- 3 回転するときに異常な音や振動がする。
- 4 モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがする。
- 5 電源コードが折れ曲がったり破損している。
- 6 電源コードを触れると、ファンが回ったり、回らなかったりと不安定。
設計上の標準使用期間:8年
設計上の標準使用期間:運転時間や温湿度など標準的な使用条件(日本工業規格 JIS C9921-1)に基づく経年劣化に対して、製造した年から安全上支障なく使用することができる標準的な期間です。設計上の標準使用期間は、無償保証期間とは異なります。また、一般的な故障を保証するものではありません。
経年劣化:長期間にわたる使用や放置にともない生ずる劣化をいいます。設置状況や環境、使用頻度により異なります。また、業務用などの本来の用途以外で使用された場合は、8年より短い期間で故障したり、経年劣化による発火・けがなどの事故に至る恐れがあります。