コットンはTシャツやタオルなど、私たちの生活に欠かせないアイテムに多く使われていますよね。
日常的な素材である一方、洗い方一つで風合いが変わったり、縮んでしまったりすることも。
今回は大切なコットン製の衣類を傷めずにキレイに洗い上げる、正しい洗濯方法と干し方のポイントを解説します。
<目次>
コットンが使用されている衣類を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
水洗いができないときは、クリーニングに出しましょう。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よく確認することが大切です。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
洗濯機で洗う場合と、手洗いの方法をそれぞれご紹介します。
STEP1. 汚れが外に向くようにたたんで洗濯ネットに入れる
STEP2. 洗濯機におしゃれ着用洗濯洗剤と柔軟剤を投入する
STEP3. 「おしゃれ着コース」や「手洗いコース」などやさしい水流で洗えるコースを選ぶ
STEP4. 1分程度脱水する
よりデリケートなコットン製品や、特に大切にしたい衣類は手洗いが安心です。
STEP1. 容器に水を入れ、おしゃれ着用中性洗剤を溶かす
STEP2. コットンを洗濯液に浸し、手のひらでやさしく20〜30回程度押し洗いする
衣類をたたんだまま洗濯液に浸し、手のひら全体を使って沈める・浮かせるを繰り返すように、やさしく押し洗いします。
生地を傷めたり、繊維を縮ませたりする原因となるため、ゴシゴシとこすったり、強くもんだりするのは避けましょう。
STEP3. きれいな水に入れ替え、押し洗いと同じ要領で泡が出なくなるまですすぐ
STEP4. 最後のすすぎのタイミングで柔軟剤を入れる
ふんわりとした仕上がりや、静電気の防止をしたい場合は、最後のすすぎ水に柔軟剤を溶かしてください。
STEP5. 洗濯機で1分程度脱水する
洗濯と同じく、干し方も仕上がりに大きく影響します。キレイに干すコツをみていきましょう。
コットンに乾燥機を使用すると熱により縮んでしまうことがあります。
洗濯表示で許可されている場合を除き、乾燥機の使用は避けましょう。
脱水が終わったら、すぐに取り出しましょう。
濡れたままにしておくと、シワが定着し、ニオイの原因にもなります。
取り出したら、衣類をパンパンと軽く叩き、大きなシワを伸ばします。
直射日光は色あせや黄ばみの原因になるため、必ず風通しの良い日陰で干してください。
今回は、お気に入りのコットン製衣類を長く愛用するための、正しい洗濯方法と干し方のポイントをご紹介しました。
少しの手間をかけるだけで、コットンの心地よい風合いを守り、縮みやシワを防ぐことができます。大切な衣類を、ぜひご家庭でも丁寧にケアしてみてください。
もし、ご自身での洗濯が不安な場合や、シミがついてしまった場合、特に大切な高級ブランドの衣類などは、無理をせず洗濯のプロであるクリーニング店に相談しましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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