エコバッグの正しい洗濯方法から干し方、長持ちさせるお手入れ術まで解説

レジ袋が有料化されてから、環境に対する意識が向上し、エコバッグを常備している方が増えています。

目立つ汚れが増えてきて「洗濯するべき?」と思っても、エコバッグの洗い方がよくわからない方も多いのではないでしょうか。


「買い物のときだけ使用しているからそんなに汚れていないのではないか」と考えている方もいますが、使用頻度の高いエコバッグは、目には見えなくても意外と汚れています。とくに食品を入れるエコバッグは、衛生面が気になりますよね。


今回は、エコバッグの正しい洗濯方法や干し方、日頃からできるお手入れ方法などをくわしく解説します。


1. エコバッグが洗えるか確認する

洗濯表示を確認する

一口にエコバッグといっても、さまざまな素材でできています。


まずは洗う前に洗濯表示を確認しましょう。


洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。


桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。


その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よくチェックしてください。


洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。

新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説

洗濯表示

洗濯表示がない場合は素材で判断する

洗濯表示がついていないものは、素材から判断する方法があります。


ナイロンやポリエステル、コットン(綿)、不織布のエコバッグは、一般的には水洗いが可能です。


しかし、刺繍やビーズ、ワッペンなどの装飾があるものや、プリント加工がされているもの、不織布でできているエコバッグは注意してください。


水洗いが可能でも洗濯機で洗うと、色あせやプリントが剥がれるなどのトラブルが発生するため、優しく丁寧に手洗いするのがおすすめです。


保冷機能があるアルミ素材のエコバッグは、水洗いは控えた方がいいでしょう。


洗濯ではなく、他のお手入れ方法で清潔さを保ちましょう。


本記事では、洗濯以外にもできるエコバッグのお手入れ方法も紹介しているため、参考にしてください。


4. エコバッグを長持ちさせるお手入れ術


2.エコバッグの正しい洗い方

洗濯機でエコバッグを洗う方法

エコバッグを洗濯機で洗うときは、洗濯ネットに入れましょう。シワや生地へのダメージを軽減してくれます。

プリントなどの装飾がある場合は、裏返してから洗濯ネットに入れてください。


洗剤はおしゃれ着用洗剤がおすすめです。


洗濯機のコースは優しく洗える弱水流を選択します。メーカーや機種によって呼び方が異なりますが「おしゃれ着コース」「手洗いコース」「ドライコース」などで洗いましょう。


長時間の脱水は型崩れの原因になるため、短時間で済ませるのがポイント。1分程度を目安にしてください。


手洗いでエコバッグを洗う方法

エコバッグを手洗いで洗うときは、洗面器やバケツなどに水と規定量の洗濯洗剤を入れてよく混ぜます。


プリントや装飾がある場合は、裏返してください。


エコバッグを入れたら、20~30回ほど優しく押し洗いします。


洗い終わったら水を替え、泡が出なくなるまですすぎます。押し洗いと同じ動作を繰り返し、2~3回新しい水に入れ替えましょう。


すすぎが終わったらタオルで包み、優しく押して水気を取り除きます。


3.エコバッグの正しい干し方

エコバッグの洗濯が終わったら、なるべく早く干しましょう。濡れたまま放置すると菌が繁殖し、嫌なニオイやカビの原因になります。


バッグの底を持って軽く振り、シワを伸ばし形を整え、風通しの良い日陰で自然乾燥がおすすめです。


生地がなるべく重ならないよう、ピンチハンガーなどで持ち手を数か所挟み、筒状に干すと早く乾きます。


4. エコバッグを長持ちさせるお手入れ術

エコバッグの汚れを放置したまま使用していると、カビが生えやすくなり、購入した商品も汚れてしまいます。


エコバッグの清潔な状態を維持し、長持ちさせるお手入れ術を紹介します。


定期的に洗濯する

エコバッグは、ニオイや菌の繁殖を防ぐために、定期的な洗濯が大切です。


目安として、3回程度使用したら洗うといいでしょう。


洗濯しないときは、除菌ができるウェットシートなどで拭くのもおすすめです。


汚れがひどい場合は、使用回数にこだわらず洗ってください。


肉や魚はポリ袋に入れてからエコバッグに入れる

肉や魚などは、ドリップ(汁)が出る可能性があるため、ポリ袋に入れてからエコバッグに入れましょう。


他にも、豆腐や漬物など、液体が漏れる恐れがあるものはポリ袋に入れると安心です。


野菜くずなどのゴミはすぐに捨てる

エコバッグの中に落ちた野菜くずや土、ゴミなどを放置してはいけません。


エコバッグの中身をすべて取り出したら、底に落ちているくずやゴミはすぐに捨ててください。


濡れた場合は乾かしてから収納する

冷凍食品や冷たい飲み物を入れると、エコバッグが結露で濡れてしまうことがあります。

エコバッグは湿ったまま収納せず、乾いた布で水気を拭き取り、風通しのよい場所でしっかり乾かしてからしまいましょう。


5. まとめ

エコバッグは定期的なお手入れが欠かせません。

ただし、水洗いができないエコバッグもあります。洗濯をする前に、洗濯表示をよく確認してください。洗濯表示がない場合は、素材から判断します。


洗濯機で洗えるエコバッグでも、優しく洗うのがポイント。おしゃれ着用洗剤を使用し、弱水流で洗えるコースを選びましょう。


デリケートな素材や装飾がついているものは、手洗いが安心です。


干すときは、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。乾燥機やアイロンを使用すると、熱に弱い素材のエコバッグは溶けてしまう恐れがあるため、使用は控えてください。


定期的な洗濯も大切ですが、エコバッグを使用する際に、液体が漏れそうな食材などはポリ袋に入れたり、野菜くずやゴミをきれいに除去したり、日頃のお手入れも長持ちさせる秘訣です。


この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。



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