ファーの洗い方は?リアルファー・フェイクファーのお手入れ方法や注意点を解説

秋冬のコーディネートを華やかに彩るファーベストやファー付きコート、マフラーなどのファーアイテム。

「汚れやニオイが気になるけれど、自分で洗っても大丈夫?」「失敗して毛並みがゴワゴワになったり縮んだりしないか心配…」と悩んでいませんか?

そこで今回は、ファーの種類やフェイクファーの正しい洗い方や乾かし方、リアルファーのお手入れ方法、保管のコツなどをくわしく解説します。

1.ファーを洗う前に種類と洗濯表示を確認

ファーアイテムのお手入れを始める前に、まずはファーの種類と洗濯表示を確認しましょう。

リアルファーとフェイクファー(エコファー)の違い

ファーには大きく分けて2つの種類があり、お手入れ方法が異なります。

リアルファー(本物の毛皮)は、ウサギ(ラビット)、フォックス、ミンクなどの動物の毛皮を使用しています。

水に濡れると皮が硬化したり縮んだりするため、水洗いは絶対にNGです。

フェイクファーやエコファー(人工毛皮)は、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維で作られています。

比較的扱いやすく、家庭での水洗いが可能なものが多くあります。

洗濯表示をチェック

衣類の内側についている洗濯表示を確認しましょう。

洗濯機マークまたは手洗いマークがある場合は、自宅でお手入れが可能です。

家庭での洗濯禁止(手洗い不可)マークがある場合は、自宅での水洗いは避け、クリーニング店へ相談しましょう。

ファーアイテムは、部分的に革が使われていないかもチェックしてください。

生地自体はフェイクファーであっても、ポケットのフチやファスナー周り、タグなどに本革(レザー)が使われている場合があります。

本革は水に弱いため、部分的に使われている場合も自宅での水洗いは避けましょう。

洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。

新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説

洗濯表示

2.フェイクファー(エコファー)の洗い方

毛並みのダメージを最小限に抑えるなら、手洗いがおすすめです。

洗剤は、衣類へのダメージが少ないおしゃれ着用中性洗剤を使用してください。

手洗いで洗う場合

STEP1.バケツや洗面器、洗面台などに、ぬるま湯と適量のおしゃれ着用洗剤を入れる


STEP2.ファーを浸し、やさしく押し洗いをする


STEP3.数回水を入れ替え、押し洗いの動作を繰り返し、泡が出なくなるまでしっかりすすぐ


STEP4.洗濯機で1分程度脱水、または手でやさしく押して水気を切る

洗濯機で洗う場合

洗濯機の場合は、洗濯ネットに入れ、ドライコースやおしゃれ着洗いコース、手洗いコースなどの弱水流コースを選んでください。

脱水は1分程度で短めに済ませましょう。

3.フェイクファー(エコファー)の干し方

脱水が終わったらすぐに取り出し、軽く全体を叩いて形を整え、風通しの良い日陰で平干ししましょう。

熱に弱いため、衣類乾燥機やドライヤーの熱風を当てるのはNG。

毛が溶けたり縮んだりして戻らなくなってしまいます。

乾いたら、仕上げに洋服用のブラシや目の粗いコームで毛並みに沿ってやさしくブラッシングします。

固まっていた毛がほぐれ、空気を含んでフワフワの風合いが復活します。

毛が絡まってしまったときの対処法

毛並みがゴワゴワしたり絡まったりしている場合は、静電気防止スプレーや、水で薄めた柔軟剤をスプレーで軽く吹きかけてから、毛先から少しずつほぐすようにやさしくブラッシングしてみてください。

4.リアルファーのお手入れ方法

リアルファー(本物の毛皮)は非常にデリケートなため、水洗いはできません。

日常的なお手入れで清潔を保ちましょう。

リアルファーのお手入れの基本

やさしく振り払ってホコリを落とし、毛並みに沿って柔らかい毛皮用ブラシでブラッシングします。

汚れが気になるときは、水で濡らして固く絞った柔らかいタオルで、毛の表面をやさしくなでるように拭き取りましょう。

リアルファーのニオイが気になるときは?

ニオイがついてしまった場合、市販の消臭スプレーを直接吹きかけるのはNGです。

シミや革の変質、ニオイの悪化につながります。

風通しの良い日陰に一晩干して風を通すか、固く絞ったタオルで表面をやさしく拭き取ってから、部屋干しして水分とニオイを飛ばしましょう。

5.ファーの汚れがひどいときはクリーニング店へ依頼

食べこぼしなどの頑固な汚れがついた場合や、全体のへたりが目立つ場合は、無理に自分で解決しようとせずクリーニング店へ依頼するのが安全です。

6.ファーアイテムを長持ちさせる日常ケアと保管方法

大切なファーアイテムを長く、きれいに保つポイントを紹介します。

着用後はブラッシングをする

外出から帰ってきたら、ホコリやチリを落とすために毛並みに沿ってブラッシングする習慣をつけましょう。

毛玉や絡まりの予防にとても効果的です。

適切な洗濯頻度の目安

フェイクファーであっても洗いすぎは繊維を傷める原因になります。

洗濯の頻度は、シーズンの使い始めとシーズン終わりの収納前の年1〜2回程度で十分です。着用のたびに洗う必要はありません。

シーズンオフの保管方法

シーズンオフの際に収納するときは崩れを防ぐため、肩部分に厚みのある頑丈なハンガーに掛けます。

ビニール袋は湿気がこもりやすいため避け、不織布などの通気性カバーをかぶせましょう。

クローゼットに詰め込みすぎるのはNG。

他の服と擦れると、毛がつぶれて型崩れしてしまいます。

少し空間にゆとりを持たせて保管し、湿気対策として防虫剤・除湿剤を一緒に設置しておきましょう。

7.まとめ

ファーアイテムのお手入れをするときは種類を見極めましょう。

フェイクファーの場合は、まずは洗濯表示を確認し水洗いできるのであれば、おしゃれ着用洗剤でやさしく手洗いがおすすめです。

洗濯機が使える場合でも弱水流のコースを選んでください。

リアルファーは水洗い厳禁です。

着用後のブラッシングと固く絞った布での拭き取りケアを行い、頑固な汚れはプロに任せましょう。

正しいケアがわかれば、ファーの風合いを損ねずにフワフワの状態を保つことができます。

お気に入りのファーアイテムを長く大切に楽しんでくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。



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