いつの間にかついた茶色やオレンジ色のサビ汚れ。
洗濯するだけではなく、漂白剤を使ったのに落ちないと焦ったことはありませんか?
そこで今回は、服についたサビ汚れが普通の洗濯で落ちない理由や、自宅にあるものを使って生地を傷めずに落とす正しいシミ抜き方法などを詳しく解説します。
<目次>
サビ抜きの作業に入る前に、衣類の洗濯表示を確認しましょう。
水洗いができない繊細な素材や、ドライクリーニングのみの表示がある服に自宅でシミ抜きを行うと、縮みや色落ち、生地の傷みにつながる恐れがあります。
水洗い可能な衣類であることを確認してから作業を始めてください。
自宅でサビを落とす際は、ゴシゴシと強くこすると、サビの粒子が繊維の奥深くまで入り込んでしまったり、生地を傷める原因になります。
薬剤や液体を長時間つけたまま放置すると、変色や生地の劣化を引き起こすリスクがあります。
また、溶け出したサビが他の場所に付着して広がらないよう、しっかりと水ですすぎ流すことが大切です。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
服についたサビ汚れの正体は酸化鉄です。
金属が酸素や水分と反応して変化したもので、通常の洗濯洗剤では分解することができません。
サビ汚れに塩素系や酸素系の漂白剤を先に使用してしまうと、漂白剤に含まれる成分と鉄分が反応し、化学変化を起こしてかえって汚れが定着・悪化したり、衣類を傷めたりするリスクがあります。
サビ汚れを落とすには、酸化した鉄を分解・還元できる酸の力を利用するのが効果的です。
軽度のサビ汚れには、レモン果汁やクエン酸などの酸性成分を使うのがおすすめです。
生のレモン果汁や市販果汁を用意します。クエン酸を使う場合は、水100mlに対してクエン酸小さじ1/2程度を溶かしたクエン酸水を作ります。
サビがついている部分の下に清潔なタオルを敷き、サビ汚れの上に直接レモン果汁またはクエン酸水をたっぷりとかけ、 指先や柔らかい布でトントンと優しく叩くようにして、成分を繊維に馴染ませてください。
サビが浮き出て薄くなったら、水で丁寧にすすぎ、いつも通り洗濯機で洗いましょう。
時間が経ってしまった頑固なサビや、酸だけでは落ちきらない場合には、重曹ペーストがおすすめです。
重曹と水を3:1程度の割合で混ぜ合わせ、扱いやすい固さのペースト状にし、サビ汚れを覆うようにしっかり塗り重ねます。
重曹ペーストの上から、レモン果汁またはクエン酸水を少量回しかけると、発泡作用と酸の働きにより、頑固なサビ汚れを効果的に浮かび上がらせます。
生地を傷めないよう優しく叩き洗いをし、サビが落ちたら水ですすぎます。
ペーストのすすぎ残しがないよう確認してから洗濯を行ってください。
頑固なサビ汚れや、広範囲についてしまったサビ、水洗い不可のデリケートな衣類の場合は、無理に自分で落とそうとせずプロのクリーニング店に相談しましょう。
何度も強くこすって無理矢理落とそうとすると、生地が毛羽立ったり色が抜けたりして修復不可能になってしまうことがあります。
クリーニング店へ出す際は、いつ・何でついたサビ汚れかを伝えることで、適切なシミ抜き処理を行ってもらえます。
服についたサビ汚れは、通常の洗濯洗剤や漂白剤では落ちない酸化鉄が原因です。
作業前に洗濯表示を見て、水洗い可能かチェックしてから汚れを落とします。
軽度のサビにはレモン果汁やクエン酸が効果的。落ちにくい頑固なサビには重曹ペーストも活用するといいでしょう。
落ちない場合やデリケートな服は無理をせずクリーニング店へ依頼してください。
正しいお手入れ方法を取り入れて、大切な服や作業着のサビ汚れをきれいに落とし、長く愛用しましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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