子どもが突然体調を崩したり、家族がウイルス性の感染症にかかったりした際、服や布団に吐瀉物が付着してしまうことがあります。
「すぐに洗濯機に入れてもいいの?」「ウイルスが広がらないか心配」「臭いや汚れをきれいに落としたい」と焦ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、吐瀉物が付着した衣類の二次感染を防ぎながら、清潔に洗うための正しい除菌方法や洗濯手順をくわしく解説します。
<目次>
汚れた衣類をいきなり触るのはNGです。
まずは自分自身の身を守り、ウイルスを家中に広げないようにしましょう。
ウイルスを吸い込んだり、肌に触れたりしないよう、使い捨てのマスクとゴム手袋を着用してください。
可能であれば使い捨てのエプロン(または大きめのゴミ袋を加工したもの)を着用し、衣類への付着も防ぎましょう。
部屋の窓を開け、換気を十分に行ってください。
汚れた衣類を持ち運ぶ際は、周囲に汚れやウイルスが飛び散らないよう、ビニール袋に入れて移動させましょう。
予洗いに使用したバケツや洗面台などの掃除道具も、除菌が必要になることを覚えておいてください。
洗濯をする前に、衣類についている洗濯表示を確認してください。
水洗いができるかどうかだけではなく、漂白剤の使用可否や洗濯温度のマークをチェックしましょう。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
汚れた衣類をいきなり洗濯機に入れてはいけません。
洗濯機の中でウイルスが拡散し、他の衣類まで汚染されてしまうため、個別に洗いましょう。
STEP1.ティッシュ等で固形物などの汚れを静かに取り除く
STEP2.もみ洗いは避け、バケツなどに水を入れ汚れを直接洗い流す
STEP3.漂白剤に30分程度つけ置きして除菌する
白物の場合は、 塩素系漂白剤を使用します。
塩素系漂白剤は強力ですが、色落ちするため白物以外には使えないため、色柄物やデリケートな素材は酸素系漂白剤を使ってください。
酸素系漂白剤は規定量よりも少し濃いめに漂白液を作るといいでしょう。
STEP4.他の衣類とは分けて洗濯機に入れる
洗濯機で丸洗いできない大きなものに付着した場合は、部分的に除菌を行います。
ノロウイルスなどは熱に弱いため、スチームアイロンや熱湯を利用し、85℃以上の熱に1分以上さらすのがおすすめ。
汚れを拭き取った後、スチームアイロンを浮かせて当てるか、耐熱性がある素材なら熱湯をかけて消毒します。
熱湯を使用するときは、やけどには充分に注意してください。
色落ちのリスクなどを考慮し使用しても問題ない場合は、次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬を布に染み込ませ、汚れた部分を外側から叩き除菌する方法も効果的です。
水拭きをして薬剤をしっかり拭き取ってください。
吐瀉物の処理では、汚れの程度や衣類の素材に応じて適切に処理する事が重要です。
以下の表を参考に適切な処理方法を選びましょう。
衣類の洗濯が終わったら、最後に処理に使用した道具や自身のケアをしましょう。
使用した手袋、マスク、エプロンはすべて廃棄します。
取り外す際は、吐瀉物が触れた表面に直接手が触れないよう、裏返しながら外すのがコツです。
すぐに小さな袋に入れ、口をしっかりと縛ってゴミ箱へ捨てましょう。
作業が終わったら、石けんを使って入念に手を洗ってください。
指の間や爪の間、手首までしっかりと洗い流します。
手洗い後は、アルコール消毒剤を使用して手指をしっかりと消毒し、二次感染を完全に防ぎましょう。
吐瀉物が付いた衣類の処理は、スピードだけでなく正しく除菌することが大切です。
使い捨てのマスク・手袋・エプロンを着用してから作業を始めましょう。
汚れた衣類などはいきなり洗濯機に入れず、個別に洗います。素材に合わせて漂白剤を使い分けてください。
最後に自身の消毒もしっかりと行いましょう。
正しい手順で衣類を清潔にし、大切な家族を感染症から守りましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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