ナイロンは、摩擦に強く、シワになりにくい素材です。伸縮性や速乾性があり、軽くて扱いやすい素材のため、さまざまな衣類やバッグなどの小物にも使用されています。
丈夫とはいえ「洗濯をしても大丈夫なのだろうか?」と疑問に思った方もいるでしょう。
比較的自宅でもケアが容易ですが、洗濯方法を間違うとナイロンの機能が低下する恐れがあります。
そこで今回は、ナイロンが使用された衣類を傷めずに洗う方法や干し方などをくわしく解説します。
ナイロンは摩擦に強く丈夫ですが、熱や紫外線に弱いという特徴があります。
ナイロンを傷めずに、きれいに洗濯する方法を見ていきましょう。
ナイロンが使用されている衣類を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
水洗いができないときは、クリーニングに出しましょう。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よく確認することが大切です。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
STEP1.目立つ汚れは洗濯洗剤をつけブラシで優しくこする
目立つ汚れには、使用する洗濯洗剤の原液を直接つけて歯ブラシなどで軽くこすってください。
STEP2.衣類をたたんで洗濯ネットに入れる
STEP3.中性もしくはアルカリ性の洗濯洗剤を使う
ナイロンはアルカリ性に強いため、ナイロン100%の衣類は、洗浄力の高いアルカリ性の洗剤が良いでしょう。
混紡素材は、洗濯表示を確認し、中性洗剤を使用することをおすすめします。
STEP4.「おしゃれ着コース」または「手洗いコース」を選ぶ
水の温度は洗濯表示に従いましょう。お湯を使うと縮んでしまう恐れがあるため、一般的には水の方が安全です。
STEP5.洗濯が終わったらすぐに取り出す
洗濯後はすぐに取り出し、すぐに干します。
シワを伸ばし、形を整えてください。変色の原因となる直射日光は避け、風通しの良い日陰で干しましょう。
基本的に熱に弱いため、自然乾燥がおすすめですが、乾燥機を使用するときは洗濯表示を確認し、使用できる場合でも低温(60℃以下)で1〜2分程度に留めましょう。
ナイロンは丈夫なため、自宅での洗濯も簡単にできますが、洗濯をする前に洗濯表示の確認を忘れずに行いましょう。
目立つ汚れには、事前に洗剤をつけて馴染ませておくのがポイント。
干すときは形を整えて、直射日光は避けて風通しの良い日陰で干してください。
熱に弱い素材のため、お湯や乾燥機の使用は充分に注意しましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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