給食ではお馴染みの牛乳。子どもが服に牛乳のシミをつけて帰ってくることは、珍しくありません。
また、子どもだけではなく、大人もうっかり衣類にこぼしてしまうこともありますよね。
シミだけではなく、ニオイも気になる牛乳は、どのように洗濯をすればいいのでしょうか。
今回は、衣類に牛乳をこぼしてしまった際の洗濯方法をくわしく解説します。
<目次>
牛乳のシミをつけてしまった衣類を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よくチェックしてください。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よくチェックしてください。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
牛乳のシミに気づいたときは、なるべく早く洗いましょう。
牛乳のシミは衣類についてもそれほど目立ちませんが、放置するとカビや変色の原因になります。
軽度のシミは洗濯用中性洗剤と酸素系漂白剤を入れた水につけ置きするといいでしょう。
具体的な手順は以下のとおりです。
1.衣服を入れられるサイズの容器に水を入れる
温かいお湯を使うと、牛乳のタンパク質が固まるため、必ず水を使ってください。
2.洗濯用中性洗剤と酸素系漂白剤を溶かし入れる
3.30分ほどつけ置きして通常通り洗濯する
つけ置きの際は、牛乳のシミができた部分がしっかりと浸かるように入れましょう。
ニオイがひどいときや時間が経過してしまい頑固なシミになっているときは、洗濯用中性洗剤と酸素系漂白剤のほかに、重曹を使用するのがおすすめです。
1.シミ部分に洗濯用中性洗剤をかける
2.シミの部分を歯ブラシでトントンと軽くこする
3.洗濯洗剤が染み込んだら酸素系漂白剤と重曹をかける
4.ドライヤーを5分ほど当ててシミが残っていないか確認をする
シミがまだ残っている場合は、1~4を繰り返してください。
5.いつも通り洗濯する
牛乳のシミがついた衣類を天日干ししてしまうと、牛乳が落ち切っていなかった場合、紫外線で変色してしまう恐れがあります。
天日干しが推奨されている衣類でも、直射日光を避けて風通しの良い日陰で干しましょう。
牛乳のシミを服につけてしまったときは、早めに対処することが重要です。
洗濯前には必ず洗濯表示を確認し、水洗いできないものはクリーニング店などに相談をしましょう。
また、酸素系漂白剤を使用するため、漂白剤の洗濯表示も確認してください。
お湯で洗ってしまうと牛乳の動物性たんぱく質が固まってしまうため、水を使用することも大切なポイントです。
干すときは直射日光に当てると、牛乳のシミが落としきれていない場合、変色する恐れがあります。風通しの良い日陰で干しましょう
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。