柔道着は他の衣類とは違い生地が厚く重みもあるため、普通に洗濯をしてもいいのでしょうか?
白いので汚れも目立ち、汗のニオイも気になりますよね。
使用するたびに洗っていても、黄ばみや嫌なニオイが取れないと頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、柔道着の洗い方やコツをくわしく解説します。
<目次>
柔道着を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。
桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よくチェックしてください。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
柔道着の襟や袖などは、手で握られることが多いため、汚れがつきやすい部分です。
そのまま洗っても汚れが残ってしまう恐れがあるため、洗濯で使用する際の液体洗剤を生地に馴染ませておきましょう。
酸素系漂白剤の使用もおすすめ。ただし、使用する場合は洗濯表示を確認してください。
汚れがひどいときは、洗濯洗剤または酸素系漂白剤をつけたあとに、歯ブラシで軽くこするといいでしょう。
柔道着を洗う際は、中性洗剤かアルカリ洗剤がおすすめ。柔道着専用の洗剤もあります。
洗うときは他の衣類は一緒に入れず、柔道着のみで洗いましょう。水を吸うとかなり重くなり、洗濯機に負担がかかるからです。
洗濯機の故障が心配な方は手洗いをおすすめします。
基本的には標準のコースで洗うだけで完了です。
柔道着はすすぎが不十分だと生地を傷めるため、洗剤は適量を使用しましょう。多く洗剤を入れても洗浄力は上がりません。
反対に洗剤が残ると、カビの原因になります。適量を守り、洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょう。
手洗いの場合も、中性洗剤かアルカリ洗剤、柔道着専用の洗剤を使用します。
ぬるま湯で洗った方が汚れは落ちやすいですが、高温になると生地を傷めるため30度以下にしましょう。
ぬるま湯に洗剤を溶かしたら、柔道着を入れて押し洗いをします。汚れが落ちないからといって強くこするのはNG。
汚れがひどいときは、前処理をきちんと行ってから洗いましょう。
洗い終わったら、泡が出なくなるまでしっかりとすすぎ、洗濯機で脱水を行ってください。
脱水したらすぐに洗濯機から取り出し、ハンガーにかけ、手のひらで叩いてしわを伸ばします。
濡れている柔道着の重みに耐えられる、太めのハンガーを使用しましょう。
直射日光に当てると黄ばみなどの原因になるため、風通しのいい日陰で干してください。
柔道着はデリケートな生地ではないですが、汚れやすかったり、重量があったりと洗濯にはコツが必要です。
柔道着を洗濯する際の注意点をチェックしましょう。
柔道着を着用したあとはすぐに洗いましょう。
汗や皮脂汚れ、柔道場の畳についていた汚れなどが付着しています。時間が経てば経つほど汚れが繊維の奥に入り込み落ちにくくなり、菌の増殖も避けられません。
ニオイの原因にもなるため、すぐに洗濯するのがポイントです。
柔道着を洗濯するときは、他の衣類と一緒に洗うのは避けましょう。
柔道着は汚れもひどく、水に濡れると重みが増します。
他の衣類を汚すリスクや洗濯機が重みで故障する恐れもあるため、柔道着単体で洗ってください。
柔軟剤を使用すると、襟や袖の部分がつかみやすくなり、対戦相手が有利な状況になります。
柔道着の生地などには影響ありませんが、袖や襟が掴みやすくなるなど相手に有利な状況を作りやすくなる可能性があるため、使用しない方がいいでしょう。
洗濯表示を確認した際に、酸素系漂白剤が使用できる場合は使ってもいいですが、塩素系漂白剤は生地を傷めるためNGです。
柔道着は厚手で乾きにくく乾燥機を使いたいところですが、型崩れの原因になるため、控えましょう。
早く乾かしたいときは、エアコンの除湿機能を使用したり、扇風機やサーキュレーターを当てたりするのがおすすめです。
柔道着を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。また、柔道着単体で洗うようにしましょう。
柔道着は生地が厚く、水に濡れるとさらに重たくなるため、他の衣類と洗うと洗濯機の故障につながります。
洗濯機で洗うのが不安な方は手洗いがおすすめです。
柔道着は乾きにくいですが、乾燥機の使用や直射日光に当てて干すのは控えましょう。型崩れや黄ばみの原因になるため、風通しのいい日陰で干してください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。