コーディネートにアクセントを添えてくれるだけではなく、防寒対策としても活躍するストールやマフラー。
肌に直接触れるため皮脂汚れがついたり、手あかやファンデーションがついたりと汚れが気になることも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ストールやマフラーの洗濯方法や干し方、日頃のお手入れ方法などをくわしく解説します。
<目次>
ストールやマフラーは、さまざまな素材でできています。
いきなり洗ってしまうと、縮みや型崩れの原因になることも。洗濯をする前に3つチェックをしましょう。
ストールやマフラーを洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に「×」がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
水洗いができないときは、クリーニングに出しましょう。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よく確認することが大切です。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
水洗いが可能でも色落ちする可能性があります。
ストールやマフラーを初めて洗濯するときは、色落ちしないか必ず確認しましょう。
目立たない部分に、洗濯の際に使用する洗剤を少量つけ、5分ほど経ったらティッシュや白い布で軽く押さえてください。
ティッシュや布に色がついたときは、色落ちの可能性があるため、クリーニングに出す方が安全です。
どうしても自宅で洗濯したいときは、手洗いで水に触れる時間を減らすようにしてください。
ストールやマフラーに目立つシミなど気になる汚れがあるときは、事前に処理をしておきましょう。
目立つ汚れに、洗濯の際に使用する洗剤を少量つけて、馴染ませておくだけでOKです。
ストールやマフラーを、洗濯機で洗う方法と手洗いに分けて紹介します。
STEP1.マフラーをたたみ、洗濯ネットに入れる
STEP2.洗濯機に規定量のおしゃれ着用中性洗剤と柔軟剤を入れる
STEP3.「おしゃれ着コース」「手洗いコース」など、弱水流で洗えるコースを選ぶ
STEP4.脱水は短時間で済ませる
脱水はシワや型崩れの原因になるため、1分以下で済ませましょう。
脱水のダメージが気になるときは、タオルに挟んで水気を取るのもおすすめです。
STEP1.マフラーをたたみ、洗濯ネットに入れる
STEP2.洗面器などの容器に30℃以下のぬるま湯を入れ、おしゃれ着用中性洗剤を溶かす
STEP3.洗濯液に浸し、手のひらで優しく押し洗いする
STEP4.きれいな水に入れ替え、押し洗いと同じ要領で優しくすすぐ
柔軟剤を使用するときは、最後のすすぎで入れてください。
STEP5.タオルに包み、水気を取る
大きめのタオルの上にマフラーを広げ、タオルごとクルクルと巻いてください。
マフラーが伸びてしまう恐れがあるため、絞るのはNGです。
ストールやマフラーを干すときは、平干しがおすすめです。平干しネットを使用するといいでしょう。
平干しネットや平らに干せる場所がないときは、ハンガーを2本使い、横から見たときにM字になるように干します。
1本だけで干すと伸びてしまう恐れがあるので注意してください。
毎日使用している場合は、月に1回程度を目安に洗濯をするといいでしょう。
使用頻度が高くないストールやマフラーは、1シーズンに1〜2回程度で十分です。
ニオイや汚れが気になるときは、放置すると落ちにくくなるため洗ってください。
お気に入りのストールやマフラーを長く使うために、洗濯以外のお手入れ方法を紹介します。
ストールやマフラーを使用したあとは、洋服用のブラシでブラッシングし、汚れを落とします。
ウールなどでできたマフラーは毛玉のケアにもなるため、おすすめです。
シワが気になるときは、スチーマーを活用しましょう。
蒸気を当てることでニオイを取ることもでき、一石二鳥です。
オフシーズンなど長期間保管するときは、きれいにたたんで密閉できる収納ケースを使用し、防虫剤を入れます。
定期的に収納している収納ケースやクローゼットを開け、換気を心がけてください。
ストールやマフラーを洗濯するときは、必ず洗濯表示を確認しましょう。
水洗いができるものでも、色落ちする可能性があります。初めて洗うときは色落ちチェックも欠かさずに行ってください。
洗濯機で洗える場合でも、優しい水流で洗えるコースを選択します。丁寧に洗いたいときは手洗いがおすすめです。
干すときは吊るし干しをすると伸びる恐れがあるため、平干しをしましょう。できない場合はハンガーを2本使い、M字に干します。
使うたびに洗濯をすると生地が傷んでしまうため、使用後はブラッシングをしましょう。
長期間保管するときは、防虫対策を忘れずに行ってください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。