レストランやホームパーティーで、うっかり服にワインをこぼしてしまった…。そんな経験はありませんか?
ワインのシミは適切な対処法を知っていれば、ご家庭でも落とせる可能性があります。
この記事では、服にワインのシミがついてしまった時の応急処置から、ご自宅でできるシミ抜き方法まで、詳しく解説します。
<目次>
ワインをこぼしてしまったときは、できるだけ早く応急処置を行いましょう。シミは時間が経つほど繊維の奥深くに浸透し、落としにくくなってしまいます。
STEP1.乾いたティッシュペーパーやハンカチなどで、シミ部分をやさしく押さえ、水分を吸い取る
STEP2.もし塩があれば、シミ部分に振りかけて水分と色素を吸い取らせる
赤ワインのシミに白ワインをかける、という方法も耳にしますが、衣類の素材によっては新たなシミの原因になる可能性もあるため、まずはすぐに拭き取るのが確実です。
シミ抜きを行う前に洗濯表示と色落ちしないか確認してください。
衣類のシミ抜きをする際は、必ず洗濯表示を確認してください。
洗濯表示の見方は、桶に水が入っている図柄は、水洗いができる素材です。数字は液温を表しています。
桶に水と手が描かれているものは、手洗いが可能。桶に×がついているものは水洗い不可のため、家庭での洗濯は禁止です。
水洗いができないときは、クリーニングに出しましょう。
その他、洗濯表示には漂白剤の使用や乾燥方法などについても書かれているため、よく確認することが大切です。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
シミ抜きをする前に、必ず色落ちテストを行ってください。
衣類の縫い目や裾の裏側など、目立たない部分に、使用する洗剤を少量つけます。
数分置いた後、白い布やティッシュを当てて軽く押さえ、色が移らないかを確認します。
もし色が移ってしまうようであれば、家庭でのシミ抜きは避け、クリーニング店に任せましょう。
白ワインのシミや、赤ワインでも比較的軽いシミ、ついて間もないシミであれば、食器洗い用の中性洗剤で落とせる場合があります。
STEP1.シミの部分の裏側に、タオルを敷く
STEP2.シミの部分に、台所用中性洗剤を塗り広げる
STEP3.歯ブラシや綿棒で、汚れを当て布に移すイメージでやさしくたたく
当て布のきれいな面がシミ部分に当たるよう位置をずらしながら、シミが薄くなるまで繰り返す
STEP4.シミが薄くなったら、洗剤が残らないよう、水ですすぐ
STEP5.洗濯機で通常通り洗濯する
赤ワインのシミや、時間が経ってしまった頑固なシミには、酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いが有効です。
塩素系漂白剤は、漂白力が強い反面、色落ちさせたり、生地を傷めたりする可能性があります。
ワインのシミ抜きには、色柄物にも使いやすい酸素系漂白剤の使用をおすすめします。
STEP1.桶などの容器に、30℃〜40℃の温度のお湯を張り、規定量の酸素系漂白剤を溶かす
STEP2.しっかり浸かるように衣類を入れ、30分~1時間程度つけ置きする
STEP3.シミが落ちたら、漂白剤が残らないように水でよくすすぐ
STEP4.洗濯機で通常通り洗濯する
自宅でのシミ抜きでは落としきれなかったシミや、水洗いができない素材の衣類は、無理をせずクリーニング店に相談しましょう。
ワインのシミがついてしまったときは、できるだけ早く対処することが重要です。
ご自宅でシミ抜きを行う際は、必ず洗濯表示を確認し、水洗い可能か、漂白剤が使えるかをチェックしましょう。
水洗いできる衣類であれば、軽いシミは台所用洗剤、頑固なシミには酸素系漂白剤でのつけ置き洗いが有効です。
しかし、シルクやウールなどのデリケートな素材や、ご家庭での処理が難しいと感じた場合は、シミが定着してしまう前に、早めにプロのクリーニング店へ相談することをおすすめします。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。
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