子どもが学校で使用する上履きは、頻繁に洗うのは難しいため、ブラシなどでこすってもなかなか汚れが落ちず、苦労している方も多いのではないでしょうか。
可能であれば、手間がかかる手洗いではなく洗濯機で済ませたいときもあるでしょう。
そこで今回は、上履きの洗い方を洗濯機と手洗いに分けてくわしく解説します。
上靴がスニーカーの際はこちらをご覧ください。
<目次>
上履きは基本的に洗えるものが多いですが、洗濯表示がある場合は確認してから洗濯してください。
洗濯表示については、下記記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
新しい洗濯表示の意味とは?記号の見方やポイントを解説
まずは、洗濯機を使って上履きを洗う方法をご紹介します。
ただし、すべての洗濯機が靴の洗濯に対応しているわけではないため、必ず事前に取扱説明書で使用可能かどうかを確認してください。
靴の洗濯が可能な洗濯機を使う場合でも、上履きの型崩れや生地の傷みを防ぐために、洗濯ネットに入れて洗うことを忘れないようにしましょう。
STEP1.靴底のゴミや上履きの中の砂利などをブラシで取り除く
洗濯機に入れる前に、ブラシを使ってゴミや砂利などを落とします。
STEP2.容器に30〜40℃ほどのぬるま湯をため、洗濯用洗剤や中性洗剤を溶かし入れる
STEP3.洗濯液に上履きを30分〜1時間つけ置きする
上履きの汚れは洗濯機で洗うだけでは落ちないため、つけ置きをしましょう。
STEP4.つけ置き後、水で上履きをすすぐ。
STEP5.上履きを洗濯ネットに入れ標準コースで洗濯し、脱水までしたら完了
そのまま入れてしまうと、靴の型崩れや洗濯機が故障する原因になるため、必ず洗濯ネットに入れて洗ってください。
続いて、手洗いで上履きを洗う方法を紹介します。
手洗いの方が洗濯機では落ちない細かい汚れにも手が届きます。
少々手間はかかりますが、丁寧に洗いたいときにはおすすめです。
STEP1.靴底のゴミや上履きの中の砂利などをブラシで取り除く
洗濯機で洗うときと同様に、ブラシを使ってゴミや砂利などを落とします。
STEP2.容器に30〜40℃ほどのぬるま湯をため、洗濯用洗剤や中性洗剤を溶かし入れる
STEP3.洗濯液に上履きを30分〜1時間つけ置きする
STEP4.つけ置き後、再度ブラシで洗う
つけ置き後にもう一度ブラシでこすり洗いを行います。
洗濯液が浸透しているため、軽くこするだけで汚れが落ちます。
STEP5.流水ですすいだら洗濯の完了
汚れが落ちたら流水ですすぎましょう。
洗剤が残っていると黄ばみやニオイの原因になるため、すすぎ残しがないように注意してください。
洗濯液につけ置きしても落ちないがんこな汚れには、酸素系漂白剤がおすすめです。
容器に40℃前後のお湯をため、酸素系漂白剤を溶かし、30分〜1時間つけ置きします。
つけ置き後、汚れが残っている部分はブラシで軽くこすり、流水でよくすすいでください。
漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、塩素系は使わないようにしましょう。
漂白力や除菌力は強いですが、色物や柄物には使用できません。
また、白い上履きであっても、靴底などのゴムを使用している部分を傷めてしまうためNGです。
洗濯をしたあとは、風通しの良い日陰で干します。
乾くまでに時間がかかると、嫌なニオイが発生する恐れがあるため、なるべく水気を拭き取ってから干すのがポイントです。
かかとの部分を下にして壁などに立てかけるように干すか、ピンチハンガーでかかとの部分を挟んで干すといいでしょう。
洗濯機で上履きを洗う際は、靴の洗濯に対応しているか取扱説明書で必ず確認しましょう。
型崩れを防ぐために、必ず洗濯ネットに入れましょう。
より丁寧に洗いたいという場合は、手洗いがおすすめです。少し手間はかかりますが、細かい汚れまで落とすことができます。
がんこな汚れが落ちないときは、酸素系漂白剤を使用するときれいに落とせます。
上履きを干すときは直射日光を避け、風通しの良い日陰で干しましょう。
靴を洗濯機で洗うのは衛生面が気になるという方は、コインランドリーに靴専用の洗濯機を置いているところもあるため、探してみてください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンターにご相談していただくことを推奨いたします。