コイン機器
- コインランドリーは、どんなビジネス?
-
コインランドリーは、飲食店などに比べ、立地条件に左右されることが少ないビジネスです。また洗濯という衣食住に密接に関わるだけに、近隣の人に大いに歓迎されるビジネスといえるでしょう。さらに、基本的に人手がかからないため、人件費で赤字になるといったリスクはあまりありません。コインランドリーの機器はリースでも可能ですので、わずかな資金でスタートできるというメリットもあります。
- コインランドリーはどのような経営形態なの?
-
一昔前のコインランドリーといえば、銭湯の横にあったような比較的狭いスペースで、単身赴任や独身の方が下着などを洗濯する場所というイメージがありました。しかし現在では、大型のドラム式洗濯機を備え、主婦を中心に毛布やシーツなど家庭ではなかなか洗えないものを洗う場所として利用されています。
最近では、ドライクリーニングができたり、ふとんが洗える店などが増えてきました。また、常駐しているスタッフが、機器の使い方などを親切に教えてくれる店も増えています。
- コインランドリーの機器は、どのような容量ものがあるの?
-
洗濯機は、小型の容量5kgや7kgといった小型のものから、大型タイプの17kg、22kgといった大型のものまで豊富なラインナップを取り揃えています。また乾燥機は、電気仕様の4.5kg、ガス仕様の5kgから25kgまで、合計7タイプを取り扱っています。
通常、容量が大きくなれば利用料金も高く設定されますが、大物洗いやまとめ洗いができるため、利用者にとってはクリーニング店に出すより安く洗えるということが魅力です。
- コインランドリーの店舗の大きさは?
-
一概にはいえませんが、周辺人口が多く、たくさんの利用者が見込める場合、30坪ぐらいの大きな店舗で、多くの機械を設置すれば高い売上げを見込めます。さらに駐車場を備えれば、遠方からの利用者も多くなるでしょう。逆に、狭い店舗であれば、少ない設備投資で売上げを上げることができます。
アクアでは、店舗や土地の大きさ、さらには周辺の状況に応じたご提案を行なっております。お気軽にお問合わせください。
- コインランドリーの上手な利用のしかたは?
-
花粉が飛来する春先に花粉をしっかりと洗い落とすためや、衣替えの4月~6月頃に、毛布やこたつふとんなど大きなものを洗うためなど、様々な利用方法が考えられます。ウール毛布を除いてほとんどのものを水洗いすることが可能で、さっぱりとした仕上がりが魅力です。また、お客さまの中には、洗濯物がなかなか乾かない梅雨時に、乾燥機だけの利用で来られる方もいらっしゃいます。一般的に週末は大変混雑しますので、平日に利用されることをお勧めします。
施設向け機器
- 洗濯機・乾燥機の容量表示がしめす意味は?
-
いずれも、乾燥された布の重量に置き換えて何キロ洗えるか(乾燥できるか)の容量を表しています。たとえばタオル1枚の重量が50グラムとするなら、容量20キロの洗濯機では400枚(20kg÷0.05kg)洗える計算になります。ただし、ふとんや毛布のように重量に比べ、かさのある品物については洗濯槽に入ることが前提になります。洗濯機や乾燥機の性能をフルに発揮させるためには、余裕をみて容量表示の8割程度の重量で洗濯(乾燥)するのが理想です。
- 洗濯機・乾燥機を選定する目安はなに?
-
1日の運転回数は5~6回程度とし、1回の運転時間は洗濯機で約30~40分、乾燥機で約40~50分くらいになります。そこで、実際の洗濯量をこの回数の中で済ますことができる機器を選定する必要があります。1日の洗濯量が300kgくらいだとすると、25kgくらいの洗濯機が2台設置(300kg÷6=50kg)するのが理想です。また、乾燥機は洗濯機より運転時間を要するため1サイズ上のものを選定するのが普通です。
- 洗濯機や乾燥機にはどんな種類があるの?
-
洗濯物を、設置先によっては「温水で洗いたい」というニーズがあります。洗濯機には<温水仕様>と<蒸気仕様>があり、温水ボイラー(瞬間湯沸器でも可)のある施設には<温水仕様>を、蒸気ボイラーがある施設には<蒸気仕様>がお勧めとなります。もちろん水だけでも洗濯はできます。 乾燥機には熱源が<ガス仕様>と<蒸気仕様>があります。蒸気ボイラーのある施設には、ランニングコストの安い<蒸気仕様>がお勧めです。<ガス仕様>は、乾燥の熱源にガス(天然ガスかLPガス)を使用します。
- 洗濯機や乾燥機を設置する際の工事は?
-
洗濯機は、設置面がコンクリートでなければなりません。機種により基礎工事が必要な場合があります。機器設置に際しては、機械寸法以上の搬入間口が確保されていることも必須条件です。また、機種に応じた給水(給湯)工事や排水工事、電気工事等が必要になります。
乾燥機の場合は、設置面が必ずしもコンクリートでなくても設置可能になります。ただし水平を保つことができ、室内に吸気口(空気の出入り)が確保できることが必要です。さらに排気ダクト工事、電気工事が必要になります。
- 洗剤や柔軟剤は専用のものがあるの?
-
洗濯機は、液体洗剤や液体柔軟剤等が自動で投入されるタイプの洗濯機と、粉末洗剤なども使える洗剤カップセット式のタイプとの2種類があります。基本的に市販の洗剤を使うことも可能ですが、当社では専用の自動投入タイプの洗剤もご用意しております。洗剤・柔軟剤をドラム式に適応した低発泡性タイプで、洗浄力の強い洗剤です。