コインランドリー機器の耐用年数は何年?選ぶ際のポイントやリニューアル事例も紹介

コインランドリー新規開業
コインランドリー機器の耐用年数は何年?選ぶ際のポイントやリニューアル事例も紹介

コインランドリー機器は法定耐用年数が定められており、耐用年数が近づくと入れ替えやリニューアルを検討するオーナー様も多いことでしょう。

コインランドリー機器は、減価償却によって資産価値を毎年経費計上することが可能です。この記事では、業務用洗濯機の法定耐用年数や耐久年数との違い、コインランドリー機器の入れ替えやリニューアルの目安、入れ替えやリニューアルを検討する際のポイントなどを解説しつつ、入れ替え先のメーカーとしておすすめできるAQUAのコインランドリー機器の特徴や強みをご紹介します。

業務用洗濯機の耐用年数はどれくらい?

業務用洗濯機をリニューアルする場合は、減価償却がすべて終わってからにする必要があります。減価償却とは、設備投資などの費用を一定期間のなかで配分する会計処理のことです。

法律で定められた法定耐用年数の期間まで減価償却を続けることができ、減価償却した期間は経費に計上して利益を圧縮できるため、節税効果が期待できます。

コインランドリー機器の法定耐用年数は13年

コインランドリーで利用する業務用洗濯機は、洗濯業・理容業・美容業・浴場業用設備に分類され、法定耐用年数は13年です。13年かけて減価償却をおこない、毎年少しずつ経費として計上します。

減価償却の方法には「定額法」と「定率法」がありますが、主に定額法が用いられます。毎年計上する減価償却費は、法定耐用年数ごとに定められた減価償却率をかけた金額です。

国税庁によれば、法定耐用年数が13年の償却率は0.077です。1,000万円で業務用洗濯機を購入した場合、毎年770,000円を減価償却費として計上できます。

参照:国税庁「耐用年数(機械・装置)」

「耐久年数」とは違う?

法定耐用年数はあくまで「減価償却ができる期間」のことを表しており、実際に業務用洗濯機が壊れて使用できなくなる目安である「耐久年数」とは異なります。

違いをまとめると下記になります。

  • 耐用年数:資産としての価値を計上できる期間
  • 耐久年数:メーカーなどが想定する使用方法で問題なく使用できる寿命

コインランドリー機器の入れ替えやリニューアルをする目安

法定耐用年数を超えたからといってすぐに不具合が生じるわけではなく、機器の使用頻度や稼働率によって入れ替えの時期や年数は変わってきます。

ここでは、法定耐用年数を超えた業務用洗濯機を入れ替えたりリニューアルしたりする際の判断の目安をご紹介します。

機器が古く不具合が多くなってきた

入れ替えやリニューアルを検討するべきタイミングは、機器が古くなって不具合が多くなってきたときです。

コインランドリー機器には、法定耐用年数とは別に、機械そのものの寿命である耐久年数が定められています。コインランドリー機器に限らず、機械は古くなるほど不具合を生じやすくなりますが、コインランドリー機器の場合は、エラー表示やバッテリーエラー、排水エラーなどが発生する可能性が高くなります。

マニュアルどおりにエラーに対処しても何回もエラーが出てしまう場合や、修理業者に対応を依頼しても問題が解決しない場合は、入れ替えを検討しましょう。

最新の機器を導入したい

コインランドリー機器は時代とともに機能が向上し続けており、導入から13年もの時間が経過すると、最新機器との性能の差は非常に大きくなっています。

入れ替えの費用はかかりますが、最新機器は従来の機器よりも電気代や水道代が節約できるようになっているなど、ランニングコストを削減する効果が期待できます。

ランニングコストがコインランドリー経営の利益を圧迫していると感じるときは、最新機器への入れ替えを検討しましょう。

利用者の幅を広げたい

コインランドリーを長く経営すると目新しさがなくなり、新規顧客の獲得が難しくなる場合があります。コインランドリーをリニューアルして新規顧客の獲得に乗り出したいときは、それに合わせて洗濯機や乾燥機を最新機種に入れ替える検討をしましょう。

利便性を高めたい

近年登場している新しいコインランドリー機器はキャッシュレス決済や電子決済に対応しているなど、利用者の利便性を高める工夫がされています。顧客の利便性を高めてリピーター獲得を狙うなら、キャッシュレス決済に対応した最新機器への入れ替えを検討しましょう。

コインランドリー機器の入れ替え・リニューアルを検討する際のポイント

コインランドリー機器の最新機器への入れ替えを成功させるためには、知っておきたいポイント・注意点がいくつかあります。

店舗の広さに合わせたサイズかどうか

ひとくちにコインランドリーといっても、店舗ごとに間取りやスペースはまったく異なります。まずは、最新のコインランドリー機器のサイズが現状の店舗の広さやスペースに合っているかを事前に確認することが必要です。

コインランドリーのスペースに対して機器のサイズが大き過ぎると、通路が狭くなって使う方の利便性を損なうだけでなく、設置できる台数が減って利益の減少につながる恐れがあります。

利用者のニーズ・目的にあった機器なのか

コインランドリー機器を入れ替える際には、客層やコインランドリーの利用目的、ニーズなどを再調査しましょう。せっかく新しい機器を導入しても、その機器が既存顧客のニーズに合っていなければ、売り上げを落とすことになりかねません。

また、今後新規顧客の獲得を目的として機器を入れ替える際も、どのような機器を導入すれば新たな顧客を呼び込めるかを考えることが重要です。

メンテナンス性は高いか・使いやすい設計になっているか

最新のスタイリッシュなコインランドリー機器を入れると、目新しさから新規顧客の増加などが期待できます。

ただ、操作性や使い勝手が悪い機器だと、徐々に敬遠されてしまう可能性もあります。コインランドリー機器を入れ替える際は、誰でも使いこなせるくらい簡単に操作できる機器であるかなど、使い勝手をよく確かめましょう。

また、メンテナンスがしやすいかどうかもチェックしておきたいポイントです。メンテナンスに時間がかかる機器を複数導入してしまうと、定期的なメンテナンスで膨大な時間を使うことになってしまいます。

IoTシステムに対応しているかどうか

モノとインターネットを繋ぐ技術である「IoT」を活用したシステムがあるかどうかも入れ替えをする際の検討ポイントの一つです。

例えば、AQUAでは「Cloud IoT ランドリーシステム」があります。PCや携帯端末から、店舗や機器ごとの現在・過去の売り上げ情報が確認できるだけでなく、リアルタイムでの稼働情報の確認や遠隔での操作も可能です。機器管理から制御まで、遠くにいながら操作ができるため、機器トラブルにも即時に対応ができます。

AQUAのCloud IoTについて詳しくは下記ページをご覧ください。
>>Cloud IoTについて

アフターフォローはあるかどうか

コインランドリー機器を入れ替える際には、アフターフォローが充実しているメーカーかどうかもチェックしましょう。

アフターフォローの内容は、メーカーによって大きく異なります。AQUAでは365日いつでも商品の修理やメンテナンスに対応しており、万が一のトラブルの際もスピーディーなアフターフォローを提供します。

>> 保守・メンテナンス契約|停電時の対処方法

コインランドリー機器のリニューアル事例を紹介

引用:「Wash Dry IKEDA」

ここでは、2022年11月にリニューアルオープンしたコインランドリー「Wash Dry IKEDA」の店舗リニューアル事例をご紹介します。

2007年のオープン以来、三洋電機製のコインランドリー機器を利用してきた「Wash Dry IKEDA」。

リニューアルの際も国産にこだわって機器を探し、AQUAの製品を選択しました。マルチ端末による電子決済が可能な最新機種に切り替えたことで、若い世代の利用者数の増加に成功しました。

機器の入れ替えにより操作方法が変わるため年配の利用者が離れる心配がありましたが、使い勝手がよいと幅広い世代から好評だそうです。

コインランドリーのリニューアルはAQUAでご相談を!

コインランドリー機器が耐用年数を迎え、最新機種への入れ替えや店舗のリニューアルを検討している場合は、ぜひAQUAにご相談ください。

AQUAのコインランドリー機器には以下のような特徴や強みがあります。

コインランドリー業界シェアNo.1の国産メーカー

AQUAを提供するアクア株式会社の前身である三洋電機は、国産で初めて1965 年に業務用洗濯機器を開発・販売。1971 年にコイン式全自動洗濯機を開発・販売したメーカーです。

AQUAもその流れを受け継ぎ、50年以上にわたって日本全国のコインランドリーオーナー様を支えてきました。直近2023年の国内コインランドリー機器出荷台数でも業界No.1のシェアを獲得しています。

AQUAの業務用洗濯機は一部を除いて日本国内で設計開発・製造をおこなっており、「本物であること」「わかりやすいこと」「精密で美しいこと」の3つのコンセプトを体現した、スタイリッシュかつ操作しやすい設計になっています。

ラインナップが豊富でランニングコストを最適化

ラインナップが豊富でランニングコストを最適化

豊富なラインナップを誇り、すべての製品が1社でそろう点も、AQUAの大きな特徴です。

全自動洗濯乾燥機、全自動洗濯機、ガス乾燥機、スニーカーウォッシャーや敷ふとん乾燥機など、ニーズに合わせた大小さまざまな機器をワンストップで提供します。

また、省エネ設計であることに加え、メンテナンスが容易な点もAQUAならではの強みです。

  • 定期的な給油が不要なメンテナンスフリー軸受を採用
  • 排水口の口径が大きいことでゴミがつまりにくい
  • 奥に傾いて取付けていた「リントフィルター」を手前に傾けて取り付けることでフィルター掃除やお手入れが簡単

購入後のサポートやフォローも徹底

AQUAでは、製品のご購入時だけでなくご購入後まで、オーナー様に対して丁寧なサポートやフォローを提供します。アフターメンテナンスは日本全国に対応しており、365日いつでも受付が可能です。

保守・メンテナンス契約のプランには、年1回の定期点検や機器清掃、出張修理時の修理技術と出張費がパッケージされています。保守・メンテナンス契約を結ぶことで機器トラブルを未然に防止でき、機器をベストな状態に保つことで、ランニングコストの削減にも寄与します。

業務用洗濯機のリニューアルをお考えの際は、ぜひAQUA製品の導入をご検討ください。

>>AQUA公式サイトはこちら

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