コインランドリーの使い方をご紹介!メリットや注意点、機器についても徹底解説

コインランドリー関連情報

洗濯は日々の生活に欠かせないものですが、さまざまな家事をこなすなかで大きな負担を感じている方も多いのではないでしょうか。また、効率的に洗濯をするためにコインランドリーを利用したいと思っていても、「使い方がわからない」「使い方が合っているのか不安」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、コインランドリーを利用するメリットや、コインランドリーに設置された洗濯乾燥機の使い方のポイントなどを解説します。

コインランドリーを使うメリットって?

衣類の洗濯は洗濯機を使ってご自宅でするものと考える方が多いと思いますが、コインランドリーを利用すれば以下のようなメリットが得られます。

雨の日でも洗濯から乾燥までできる

天候に左右されずに洗濯から乾燥まで完了できることは、コインランドリーのメリットの1つです。梅雨の時期や台風が多く発生する時期は外干しができず、衣類が生乾きになることもありますが、コインランドリーでは高温の乾燥機によって雨の日でも乾燥まで済ませられます。

また、洗濯物がたまってしまった場合でも、コインランドリーの大型洗濯機なら大量の衣類を一度で洗い上げ、乾燥までできます。

自分の生活リズムに合わせて洗濯ができる

コインランドリーには深夜も営業している店舗や24時間営業の店舗もあり、朝や昼間の洗濯が難しい方におすすめです。自宅で夜間に洗濯をすると洗濯機の音がクレームにつながる可能性もありますが、コインランドリーを利用すれば近隣に迷惑になる心配がありません。

また、仕事などで留守中に外干しした場合の窃盗被害を心配する女性にとっても、乾燥まで一気に完了できて外干しの必要がないコインランドリーはおすすめです。

花粉やアレルギーの対策につながる

コインランドリーは、花粉やアレルギー対策にも有効です。自宅での洗濯では、一般的に洗濯したあとに外干しで乾かすことになりますが、空気中には花粉やホコリなどアレルギーの原因になる物質が混じっています。花粉症の方やアレルギーを持っている方の場合、付着物によって咳やくしゃみが出ることもあるでしょう。また、PM2.5などの有害物質が衣類に付着すると体調不良になることも考えられます。

しかしコインランドリーなら、乾燥機から出る高温の温風で衣類を乾かすことでアレルギー物質の不着を防止できますし、世界各国で流行し、日本でも被害の増加が心配されているトコジラミの対策にもつながります。

たくさんの量を洗える・洗濯乾燥時間を短縮できる

家庭用の洗濯機でたくさんの量を洗濯しようとした場合、何度かに分けて洗濯している方も多いと思います。コインランドリーの洗濯機は30キログラム以上の大容量であり、家庭では2~3回に分けて洗わなければいけない量も1回で洗濯できます。しかも、洗濯乾燥機なら入れ替えせずに乾燥まで済ませられるため、時短にもつながります。

洗剤や柔軟剤を持ち込む必要がない

コインランドリーでは、洗剤や柔軟剤が備え付けられていたり、自動で投入される機能がついた洗濯機があります。そのため、洗剤や柔軟剤を自宅から持ち込む必要はありません。

洗濯ネットなど洗うものに応じた洗濯グッズと現金があれば、いつでも気軽にコインランドリーを利用できます。近年はキャッシュレス決済ができるコインランドリーも増えています。

コインランドリーの使い方

コインランドリーには洗濯に利用できるさまざまな機器が設置されていますが、それぞれ使い方が異なります。ここでは、洗濯乾燥機、乾燥機、スニーカーランドリーに分けて使い方や基本操作をご紹介します。

洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は、洗いからすすぎ、脱水、乾燥までが全自動で完了する機器です。ここからは、AQUAの洗濯乾燥機を例に使い方をご紹介します。

  1. まず最初に、洗濯乾燥機の中に洗濯物がないことを確認します。

  2. 次にドアを閉めて、1分以内に「ドラム洗浄」ボタンを押し、洗濯の前にドラムの洗浄を2分間おこないます。

  3. ドラム洗浄が完了したら、洗濯物を入れます。

  4. ドアを閉じて、ドアレバーを「とじる」にします。

  5. 運転コースを選びボタンを押します。
    運転コースには「洗濯乾燥」「洗濯」「乾燥」などいくつかの種類があり、それぞれ対応する容量に違いがあります。ご自身の用途に合うコースを選びましょう。

  6. 硬貨、またはICカードを入れて料金を支払います。
    硬貨の場合は、一枚ずつゆっくり入れましょう。またICカードの場合は、カードを入れた後に支払いボタンを押すことで支払いが完了します。

  7. ランプに「End」の文字が点灯すれば、洗濯および乾燥が完了していますので、洗濯物を取り出しましょう。

乾燥機

コインランドリーにはガス式の乾燥機が設置されています。AQUAの乾燥機を例に使い方をご紹介します。

  1. 乾燥機に洗濯物を入れる前に、無料で利用できる「ドラムリフレッシュ」のボタンを押しましょう。ドラム内の糸くずやホコリを吹き飛ばして清潔に利用できます。

  2. 次に洗濯物を入れます。
    洗濯物を入れる際は、乾燥機ごとに設定された容量を確認してください。容量をオーバーして入れると乾ききらない可能性があります。

  3. 硬貨、またはICカードを入れて料金を支払います。
    硬貨の場合は、投入金額画面を確認しながら一枚ずつゆっくり入れましょう。ICカードの場合は、カードを入れた後にカード利用ボタンを押します。ボタンを押した回数によって連続乾燥します。

  4. 「低温」「標準」「高温」 などのコースを選択します。
    コースランプが点滅中はコース変更も可能です。なお、運転中にドアを開けるとドラムは一時停止しますが、運転時間はそのまま経過するためご注意ください。

  5. ランプに「End」の文字が点灯すれば乾燥が終了ですので、洗濯物を取り出しましょう。

スニーカーランドリー

コインランドリーによっては、靴やスニーカーを洗える専用のスニーカーランドリー(スニーカーウォッシャー、スニーカードライヤー)が設置されています。

AQUAのスニーカーウォッシャーとスニーカードライヤーのご利用の流れは以下のとおりです。

  1. まず最初に「槽洗浄」ボタンを押し、洗濯槽洗浄をおこないます。

  2. スニーカーを洗濯機(スニーカーウォッシャー)に入れます。 靴やスニーカーをランドリーに入れる際は靴紐を外すか固く結びましょう。そのまま入れてしまうと靴紐が絡まったりちぎれたりする場合がありますので注意しましょう。

  3. お金を投入すると洗浄がスタートします。

  4. 洗濯が完了すると停止します。
    完了後に「追加脱水」も可能です。運転終了後に「追加脱水ボタン」を押すと2分間の脱水をおこないます。追加脱水をする場合は、一度開けてスニーカーの底を内側にしておきましょう。

  5. 洗濯・脱水終了後に乾燥機(スニーカードライヤー)に靴を入れます。スニーカーをハンガーに差し込み奥まで入れましょう。子供用の靴の場合は1個のハンガーに片方ずつ入れてください。

  6. お金を投入すると乾燥がスタートします。
    靴の種類によって乾燥時間の目安が異なります。乾燥機に記載があるため確認するようにしましょう。

  7. 乾燥が終わったら靴・スニーカーを取り出して終了です。

参考:コインランドリーでスニーカーを洗ってみた

靴・スニーカーの洗濯についてさらに深く知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
>>コインランドリーで靴やスニーカーは洗えるの?スニーカーランドリーの使い方や注意点をご紹介

コインランドリーを使う際の注意点

ここからは、初めてコインランドリーを利用する方に向けて、洗濯時の注意点をご紹介します。

洗える素材かどうか確認しておく

コインランドリーで洗濯物を洗う際は、事前に衣類の洗濯表示を確認し、洗濯できる素材であることを確認しましょう。手洗いマークがついているものや、桶や乾燥機に×印がついているものは、コインランドリーでは洗濯ができません。表示に従わずに洗濯してしまうと、縮んだり型崩れしたりして着られなくなる可能性もあります。

コインランドリーで洗える素材については以下の記事でも詳しくご紹介しています。
>>コインランドリーで布団は洗える?AQUAの洗濯機・乾燥機も合わせてご紹介!

不要なものが入っていないか確認する

ポケットに不要なものや異物が残っていないかを確認しましょう。ライターやティッシュ、硬貨などが入ったまま洗濯をすると、機械の故障につながります。

洗濯物が入る量の目安を確認する

洗濯機に入れられる容量は必ず確認しましょう。家庭の洗濯機と同様、コインランドリーの洗濯機にも洗濯できる量の目安があります。洗濯できる容量の限界よりも多くの洗濯物を投入すると、1回の洗濯で汚れが落ちきらなかったり、十分に乾かず再度乾燥が必要になる場合があります。

洗濯物を放置したままにしない

コインランドリーで洗濯中に一度店舗を出て買い物などをする方も多いと思いますが、洗濯乾燥が終わった洗濯物は放置したままにせず、なるべく早く取り出しましょう。

コインランドリーでは多くの方が洗濯に訪れるため、長時間にわたって洗濯物を入れておくと迷惑になってしまいます。また、不特定多数の人が出入りするため盗難も心配です。外出する際は終了予定時刻を事前に確認しておき、終了して機械が止まる前にコインランドリーに戻るようにしましょう。洗濯物を取りに行く際には、洗濯物を入れるバッグを用意しておくと便利です。

AQUAのIoTランドリーシステムを導入している店舗では、稼働状況をスマホやPCからリアルタイムで確認できます。残り時間の確認もできるため、何時ごろに取りに向かえば良いのかがすぐにわかります。

支払い方法を確認しておく

利用できる支払い方法はコインランドリーごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。キャッシュレス決済を利用するシーンが増えていますが、コインランドリーではまだ現金のみの店舗も少なくないため注意が必要です。

洗濯ネットを用意しておく

コインランドリーを利用する際は洗濯ネットのご用意をおすすめします。小さな洗濯物をまとめて洗えますし、紛失の心配もなくなります。衣類の傷みを防いだり、衣類を出し入れする時間を軽減できたりする点もメリットです。

コインランドリーの需要は高まっている?

日本の洗濯労働市場は約5.2兆円。そのうちコインランドリー市場は全体の約2.3%にあたる約1,200億円の市場規模とされています。近年はコインランドリーの需要が上がっており、今後はさらなる市場の拡大が期待されています。

コインランドリー需要の増加の大きな要因の1つが、共働き世帯の増加です。専業主婦(夫)が減少していることで家事の負担軽減や時短のニーズが高まっています。また、コロナ禍を経験したことで衛生や清潔に対する意識が向上したり、在宅ワークの増加で寝具などをきれいに保ちたいニーズが増えていたりすることも、コインランドリー業界にとって追い風となっています。

以下の記事では、コインランドリーを経営することのメリットについて解説しています。
>>最新型のおしゃれなコインランドリーとは?経営メリットやポイントについてもご紹介

コインランドリーの機器紹介

ここからは、コインランドリー経営を検討している方に向けてAQUAの洗濯機や洗濯乾燥機の一例をご紹介します。

コイン式全自動洗濯乾燥機

AQUAのコイン式全自動洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までを1台で完結できる製品です。音声ガイダンス機能や大きなコース表示パネルによって、初めて利用する方でも操作しやすくなっています。

ドラム内を清潔に保つドラム洗浄機能によって前回利用した方が残した汚れを気にせずに洗濯を始められるほか、脱水時の振動を抑えることで耐久性の向上に貢献するNEW Gバランス制御などの最新機能も備えています。

洗濯容量27.0 kg
乾燥容量16.0 kg
希望小売価格3,000,000円(税抜)
3,030,000円(税抜)

>>商品詳細「HWD-7277GC(WT) HWD-7277GC(R)」はこちら

>>商品詳細「HWD-7277GC(G) HWD-7277GC(S)」はこちら

コイン式全自動洗濯機

AQUAのコイン式全自動洗濯機「HCW-5108C(WT)」は、コンパクトだけれど洗濯容量は10kgと、大容量タイプの洗濯機です。

また、ユーザビリティを考慮したコントロールパネルや、洗剤・ソフト剤自動投入器が標準装備されており、オールメタルボディで耐久性にも優れています。ななめドラムのため、取り出しも簡単にできます。

洗濯容量10.0 kg
希望小売価格530,000円(税抜)

>>商品詳細「HCW-5108C(WT)」はこちら

コイン式ガス乾燥機

AQUAのコイン式ガス乾燥機は音声ガイダンス機能を標準で搭載しており、初めて乾燥機を使う方でも迷わず使用できます。

機能面では、運転前に槽内をクリーンアップできるドラムリフレッシュ機能で汚れを除去したあとに乾燥機にかけられるため、前の利用者による汚れが気になる方でも安心。また、標準・低温・高温の3種類から乾燥温度を選べるため、さまざまな衣類の乾燥に対応できます。

乾燥容量28.0 kg(14.0 kg×2)
希望小売価格1,520,000円(税抜)
1,580,000円(税抜)

>>商品詳細「HCD-6147GC(WT) HCD-6147GC(Y)」はこちら

>>商品詳細「HCD-6147GC(G) HCD-6147GC(S)」はこちら

敷ふとん乾燥機

AQUAでは、敷ふとん専用の乾燥機を展開しています。運転前にクリーンアップできる機能によって汚れを気にせずに乾燥を始められるほか、音声ガイダンスによって初めての方でも迷わずに操作できます。

重い布団でも簡単に乾燥機内に布団を入れることができる「ふとん押さえバー」も大きな特徴です。

乾燥容量敷ふとん(シングルサイズ)1枚
希望小売価格2,040,000円(税抜)

>>商品詳細「HCD-FT10GC」はこちら

スニーカーウォッシャー・スニーカードライヤー

AQUAのスニーカーウォッシャーは、らせん状に植毛されたスパイラル・ブラシと底面の補助ブラシ、2つのブラシでスニーカーをきれいに洗い上げる製品です。ブラシの素材にコシが強く滑らかなナイロンを使用しており、洗濯によるスニーカーの傷みを軽減します。

靴の洗濯機の場合、衣類以上に前の利用者による洗濯槽の汚れが気になってしまうかもしれませんが、洗濯前に槽洗浄をすれば前の利用者が残した汚れも気になりません。また、洗濯の終了から1時間以内に追加脱水機能を選択すれば2分間の追加脱水が可能で、厚物の靴やスニーカーでも効率的に乾かせます。

洗濯容量大人サイズ 2足まで
子供サイズ 4足まで
希望小売価格242,000円(税抜)

>>商品品詳細「スニーカーウォッシャー MCW-W7C」はこちら

AQUAのスニーカードライヤーには「低温スピーディ乾燥」の機能があり、強い乾燥機能によって靴底のゴムや接着部分を傷める心配がありません。シューズハンガーに靴・スニーカーをセットして硬貨を入れればすぐに乾燥が始まるため、初めての方でも迷うことなく乾燥機を利用できます。

【乾燥時間の目安】

ジョギングシューズ化繊約20分
バスケットシューズ
テニスシューズ
木綿約40分
子供シューズ化繊約15分
※室温20℃で、スニーカーウォッシャーの「脱水追加ボタン」を使用したときの目安
洗濯容量大人サイズ 2足まで
子供サイズ 4足まで
希望小売価格182,000円(税抜)

>>商品詳細「スニーカードライヤー MCD-D7C」はこちら

Cloud IoT システム

AQUAのコインランドリー機器は、すべて「Cloud IoT ランドリーシステム」に対応しています。

Cloud IoT ランドリーシステムでは遠隔操作で機械の設定や操作ができるため、店舗まで行かなくても価格設定やトラブル時の対応が可能です。また、売上情報の収集・分析、機器管理、エラー発生時の連絡、清掃・コイン回収のスタッフ管理までを一括でおこなえるため、効率的に運営管理を進められます。

>>「Cloud IoTについて」はこちら

>>商品詳細「Cloud IoT システム関係:マルチ端末」はこちら

決済アプリ

AQUAでは、各機器に通信キットを取り付けるだけでキャッシュレス決済が可能な決済アプリ「AQ-Connectランドリー」を提供しています。通信キットの設定やキャッシュレス決済の設定・変更・削除、各機器の現金回収作業まで、コインランドリー経営に関するさまざまな業務を効率化できるアプリです。

「AQ-Connectランドリー」はお客様も利用できるアプリです。領収書の発行やポイント還元、残時間の目安表示など、コインランドリー利用時の利便性向上に貢献します。

>>「決済アプリ」 AQ-Connectランドリーの特長

コインランドリー経営や機器の導入に関することはAQUAに相談を

コインランドリーは家庭の洗濯機と違って一度に大量の洗濯ができ、天気に関係なく乾燥まで済ませられます。共働きの増加やコロナ禍による衛生意識の向上などもあり、今後もコインランドリー市場は右肩上がりの成長が期待されます。

AQUAでは、洗濯乾燥機や布団乾燥機、スニーカーウォッシャーなどのラインナップを豊富にそろえ、出店のご相談から出店計画、出店後のフォローまで丁寧にサポートします。コインランドリー経営を検討している方や店舗のリニューアルを検討している方は、ぜひAQUAにご相談ください。

>>AQUA公式サイトはこちら

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